W杯VR中継アプリイギリスで32万以上のダウンロード記録

6月14日より行われているFIFAサッカー・ワールドカップロシア大会では、いくつかの国でVR中継の取り組みを行っています。その中の1つ、イギリスの公共放送BBCがVR中継を行うアプリ「BBC Sports VR」が、32万以上のダウンロードを記録しました。

特等席のような観戦体験が可能

BBCは、W杯ロシア大会のうち、放映権のある33試合をVRヘッドセット向けに放送しています。今回の放送は360度のVR映像ではなく、VR内の大画面での観戦が可能となります。

VR中継はアプリ「BBC Sports VR」で観戦可能。このアプリはPlayStation VR（PSVR）、Oculus Go、スマートフォンVRなどの各種VRヘッドセットに向けて配信されます。ただし本番組はリージョンロックにより、イギリス（UK）国外では視聴できません。

今回報じられているアプリのダウンロード数、32.5万という数字は、VR以外での視聴者数に比べれば微々たるものです。実際メディアBroadcastは、VR以外のライブやオンデマンドでのBBCが放映するW杯試合視聴数は、4,000万超と報じています。

しかし、VRを通じた視聴者数が拡大していることを示す、印象的な数でもあります。
このダウンロード数が今後も伸びるのか、或いは既にピークを迎えているのか、興味深い点です。

W杯のVR中継に関する各国の取り組み、VRヘッドセットを使って日本でも友達とVR観戦を楽しむ方法は、こちらの記事で紹介しています。

（参考）VRFocus
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