Oculusは、6月14日に開幕したFIFAサッカー・ワールドカップロシア大会の一部試合を、大人数で視聴体験ができる「Oculus Venues」で無料中継すると発表しました。4試合の中継を、試合会場にいるかのような臨場感で観戦できます。
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他のユーザーと会話しながら観戦も
「Oculus Venues」は、Oculus Go、Gear VRのヘッドセットを使って音楽ライブやスポーツの生放送を視聴するシステムです。
特徴は、大人数の他のユーザーと同時に、同じVR空間に入り、ライブ中継を視聴できる点。例えばスポーツの試合であれば、会場にいるユーザーと会話しながらゲームを観戦できます。Facebookアカウントでログインしている場合、最初は友達や共通の友達の多いユーザーと隣になるような配席になるほか、席を自由に移動したり、個室のように一人きりで見ることも可能と「ユーザーの楽しみたい観戦環境」で選べるようになっています。
視聴は米国内のみ
今回は、FOX Sportsの提供で下記4試合のライブ中継を行います。視聴は、米国内でのみ可能となっています。
開始時刻(現地時間) |
対戦カード |
6月17日 8:00~ |
ドイツ対メキシコ |
6月20日 5:00~ |
ポルトガル対モロッコ |
6月22日 5:00~ |
ブラジル対コスタリカ |
6月24日 5:00~ |
イングランド対パナマ |
各国でVR中継が多数提供
ロシアW杯では、米国以外にもVR中継を行う放送局が多くあります。イギリスの「BBC Sports VR」、南米の「DIRECTV Sports VR」、ギリシャの「ERT VR」などがその一例です。
また国をまたいで他のユーザーと一緒に観戦したいのであれば、ソーシャルアプリ「BigScreen」が便利です。ベータ版がSteamにて無料で公開されており、Oculus Rift、HTC Vive、Windows Mixed Realityのヘッドセットを使ってデスクトップを共有し、遠くの友人と一緒に動画鑑賞を楽しむことができます。
(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。