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業界動向 2019.09.26

VRアニメ制作ツールの商用化目指す エイベックス子会社とエクシヴィが会社設立

エイベックス・テクノロジーズ株式会社(ATS)と株式会社エクシヴィ(XVI)は、VRアニメ制作ツール「AniCast Maker(アニキャスト メーカー)」の商用化に向けて、合弁会社を設立することに基本合意しました。両社はコミックや小説などをアニメ化する際の1つの手法として「AniCast Maker」を提供するために商用化を進めていく、としています。

両社は2018年9月より、従来よりも短期間・小人数・低コストのアニメ制作を確立すべく、「AniCast Maker」の研究を行うプロジェクト「AniCast Lab.」に取り組んでいます。

VR内でアニメを作る制作ツール

「AniCast Maker」は、VR空間上に自由にキャラクターやカメラマンを配置し、それらのアバターの中に入って演技をすることで、アニメーションを制作することができるツールです。誰でも素早く簡単にアニメの制作を可能とし、たとえば動画配信サービスやSNS上で毎日「短編アニメを配信する」といったこともできるとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=prg4NU41bxQ

また、今回ATSとXVIが設立する合弁会社が「AniCast Maker」に関する特許管理も行うとしています。


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