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メタバース 2022.02.18

「AltspaceVR」が安全性向上に向けシステム変更、Microsoftアカウントでのログイン必須化も予定

2022年2月16日、ソーシャルVRプラットフォーム「AltspaceVR」は、安全性向上を目的としたシステム変更を発表しました。Microsoftアカウントでのログインが必須となり、機能面ではユーザー同士が距離を取るための「セーフティバブル」機能がデフォルトでオンになるほか、イベントへの新規参加者は自動的にミュートされるようになります。

ユーザー同士の安全性確保に注力、アカウントログイン必須に

「AltspaceVR」は、2013年にリリースされたソーシャルVRサービスです。2017年に資金難のためサービスを終了しましたが、その直後に米マイクロソフトが買収しサービスを再開、現在も継続しています。

今回、AltspaceVRは以下の変更を発表しています。

・AltspaceVRがホストしているCampfire、News、Entertainment Commonsなどのソーシャルハブを削除。
・既存のセーフティバブルは、デフォルトでオンに。(※セーフティバブルはON/OFF可能)
・イベントへの新規参加者は自動的にミュートに。(※ミュートはON/OFF可能)

加えてAltspaceVRは今後数週間以内に、イベントのコンテンツ評価を改善し、プラットフォーム上でのモデレーションを強化することも発表。加えて、全てのユーザーに対し、Microsoftアカウントを用いたログインを必須化する予定であることも明かしました。

今後はそのほかのMicrosoftのサービスと同様、MicrosoftアカウントをMicrosoft Family Safetyと統合、保護者は13歳以上の家族に対して「AltspaceVR」へのアクセスを制御できるようになります。アカウント制御に関する施策の詳細は、今後数ヶ月以内に告知される予定です。

一連の発表に対して「AltspaceVR」は「メタバースは不適切な行為や嫌がらせから安全であることが重要だ」と強調し、「コミュニティに対する私たちの責任は、信頼できるプラットフォームと体験を作ること」と説明しています。

メタバースにおける安全性を確保する施策は、Meta社の「Horizon Worlds」における「個人境界線」の設定など、各所で実施されつつある段階です。9年近くサービスが継続されているソーシャルVRの“老舗”で、安全なメタバースを構築するための施策がどのように作用するか、今後の動向に注目です。

(参考)AltspaceVR


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