航空機器メーカーのエアバスは、同社のスマートフォンアプリで360度ビューやARを活用しています。このアプリは、同社の超大型旅客機「A380」のプロモーションアプリで、最近Android版が配信。2018年始めに公開されたiOS版も好評を集めています。
機内や目的地の空港確認、VR機内探索も
アプリでは、A380の就航路線やスケジュールを調べる事ができます。また、目的地の空港の様子をAR画像で見たり、VRで機内を探索することも可能です。
iOS版は今年始めにリリースされ、既に4万以上ダウンロードされました。ウェブ版も公開されており、A380に搭乗できる全ての就航地、航空会社を網羅しています。
またアプリ内で座席の予約まで出来るため、航空会社をまたいで調べ、到着地の空港を確認し、予約する、という一連の作業がアプリで完結します。
(機内の360ビューの例、機内マップ(左)から360と記された地点をタップすると360ビュー(右)を見ることができ、スマホを動かせば周囲をグルリを見渡せる。席と席の間のスペースを見て足をどのくらい伸ばせるか確認できる。)
iOS版リリースに際し、エアバス社のデジタル事業部門役員、Marc Fontaine氏は次のように語っていました。
「ウェブサイトiflyA380.comへの反応は上々でした。iflyA380のアプリは当社の新しいステップです。顧客に役立つデジタルサービスを提供し、素晴らしい体験を自分でデザインしてもらいます」
Android版アプリは無料で公開中。利用するには、ARCore対応端末(リストはこちら)が必要です。
こうしたVRやAR機能が旅行予約サイトなどでも一般的になるとさらに利便性は増すかもしれません。
アプリ概要
名称 |
iflyA380 |
対応OS |
iOS11.0以降(ARKit対応端末)、Android7.0以降(ARCore対応端末) |
対応言語 |
英語 |
価格 |
無料 |
ダウンロード |
(参考)VRFocus
Mogura VRはVRFocusのパートナーメディアです。