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テック 2018.09.14

アドビCC、グーグルの「VR180」最適化対応へ より編集しやすく

「Photoshop」や「Illustrator」などのクリエイティブソフトウェアを提供するAdobe(アドビ)は、Adobe Creative Cloudに搭載予定の動画編集ツールの最新バージョンを発表しました。

今回のアップデートにより、動画編集ツール「Premiere Pro」と「After Effects」でグーグルの「VR180」フォーマットでの書き出しが可能になります。アップデートは2018年中に提供開始されるとのことです。

VR180は2017年6月にグーグルが発表した、前方180度の撮影に特化したVR向けフォーマットです。レノボのMIrage Cameraが対応カメラとして発売されています。上下左右180度を撮影し、2つのレンズによって撮影したものを重ね合わせることで、立体視を活かした3Dのコンテンツを作成できます。これによりVRデバイス着用時により没入感のある体験が可能になります。VR180向けのカメラとして、また、ヘッドセットがなくとも、PCやスマートフォンで見ることもできます。

今回アドビが行うアップデートでは、「Premiere Pro」と「After Effects」に180度動画に関するサポート機能が追加されます。アップデート以前も編集は可能でしたが、やや手順が必要となっていました。今回のアップデートでは、取り込みの最適化、エフェクト、YouTubeなどのプラットフォームでの再生に適した「VR180」フォーマットでの書き出しが含まれます。

Creative Cloudの価格や利用可能なアプリケーションについては、こちらから確認できます。

(参考)Adobe プレスリリース


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