日本時間2021年12月3日、スポーツ用品メーカーのアディダス(Adidas)はメタバース事業への参入を発表しました。なお公式Webサイトなどでは「まもなく何かが始まる」といった表現がされており、具体的にどのような展開が行われるかは明らかになっていません。
NFT関連投資家と連携、人気NFTアートも購入
今回の参入でアディダスは、NFT関連の投資家であるgmoney氏や、NFTブランドであるPUNKS Comic、Bored Ape Yacht Club(BAYC)とコラボレーションします。アディダスはBAYCのNFT「ape #8774」を購入し、「Indigo Herz」と名付けました。同社のツイートでは、アディダスのロゴの上を飛ぶBAYCなどのキャラクターのムービーを掲載されています。
アディダスのアプリ内では、メタバース事業の参入が、特集として以下のように取り上げられています。
メタバースでは誰もが独自のアイディアを表現でき、そして、どんな形態であれ正真正銘の自分でいられる。ブロックチェーンのおかげで、パイオニアたちは自分が作ったものを所有できる。彼らの助けを借りて、スポーツにおける最も革新的なメンバーファーストのデジタル体験ができる場所になるだろう。
同じくスポーツ用品メーカーであるNike(ナイキ)は、先月にメタバースへ参入。オンラインゲームプラットフォームであるRobloxと提携し、バーチャルワールド「NIKELAND」を設置しています。
(参考)Adidas