遊びながら子供の考察力や推論力を高めることを狙ったARゲーム「Plugo」がクラウドファンディングのKickstarterで資金調達を行っています。既に目標の25,000ドルをクリアし、9月6日現在では約39,000ドルを集めています。
ゲームをしながらSTEM教育に
キャンペーンを行っているのは、AR知育玩具を手掛けるPlayShifu社です。同社は過去にも、AR地球儀Orbootでクラウドファンディングに成功したことがあります。
Plugoは、専用のゲームパッドにiPad等のタブレットを挿入し、コントロールキットを差し替えて遊ぶゲームです。タブレット端末のフロントカメラが手元のコントロールキットを認識し、タブレット画面に反映させます。例えば「Plugo Link」は、六角形のマグネット式キットを手で接続し、画面の中の歯車をきちんと組み合わせ、動かすという内容です。パズルを解く中で、論理的推論力等が高められる、とのこと。
この他にも3種類のキットがあり、それぞれ複数のゲームアプリを楽しむことが出来ます。遊びながらSTEM教育(科学・技術・工学・数学に重点を置いた教育)に繋がる、とPlayShifuは謳っています。
学校教育向けのパッケージも
クラウドファンディングは9月16日まで実施。35ドルの出資でゲームパッド1台とコントロールキット1種類(4つのゲームアプリをプレイ可能)といったリワードが用意されています。またゲームパッド15台がセットになる999ドルの出資プランもあり、学校やクラブなどでのグループ教育もターゲットとしています。
Kickstarterページはこちら。
ARを使った知育玩具や子供向けの体験は、こちらの記事でも紹介しています。
(参考)VRFocus
Mogura VRはVRFocusのパートナーメディアです。