1月30日、ハイエンド映像制作におけるソリューション提案を業務とするエヌジーシー(以下NGC)は、Nokia Technologies Ltd.と販売代理店契約を締結し、Nokia製プロ向け360°VRカメラ「OZO CAMERA(オゾ カメラ)」の日本国内での出荷を開始しました。また、販売と併せ、2月1日より必要機材一式のレンタルサービスを開始します。
「OZO CAMERA」は、プロ用の360度カメラです。8つのカメラと8つのマイクを搭載していることが特徴です。また、「VRリアルタイム・モニタリング機能」を搭載し、撮影中の映像をHMDでリアルタイムに確認することができます。最近では、オバマ大統領の退任演説の360度生中継に使用されました。
日本ではすでに株式会社アスクと、三友株式会社が550万円で販売を開始しており、NGCの取り扱い開始により、国内で3件目となります。
「OZO CAMERA」の詳細なスペックはこちら(英語)
製品販売およびレンタルサービス概要
NGCに問い合わせたところ、「OZO CAMERA」だけでなく、必要機材としてNGCが組んだワークステーション、オプションとして、デジタルカードリッチの販売も行っており、レンタルは、上記の3つを別々にレンタル可能であるとのことです。
価格表
カメラ本体 | ワークステーション | カードリッチ | |
販売価格 | 550万円 | 100万円 | 64万円 |
レンタル(一日) | 30万円 | 20万円 | 1万5千円 |
また、NGCはデモンストレーションルームを新たに開設予定です。(3月オープン予定)
「OZO CAMERA」は常設する予定で、「お持ちの機材との接続検証や、他社の360度カメラを持ち込んでの比較も大歓迎。」とのことです。