沖縄発メタバース「バーチャル沖縄」が、VRイベント「バーチャルマーケット」を運営する株式会社HIKKYとの協業を発表しました。HIKKYが提供するメタバース開発エンジン「Vket Cloud」の活用を開始するほか、HIKKYが推進する「パラリアルワールドプロジェクト」との提携も開始します。
「メタバース活用の地域活性化」に新たな取組
「バーチャル沖縄」を運営する株式会社あしびかんぱにーは、観光DXの新たな挑戦として「メタバースを活用した地域活性化」に取り組んできました。ソーシャルVR「VRChat」にオープンした「バーチャル沖縄」は、多くのユーザーが来訪するスポットになった一方で、ハイエンドPCやVRデバイスが必要だったため、訪問するまでのハードルは高めです。
今回HIKKYとの協業により、あしびかんぱにーはHIKKYが提供するメタバース開発エンジン「Vket Cloud」の活用を開始します。スマートフォンのWebブラウザからもアクセスできる「Vket Cloud」を採用することで、の参加ハードルを下げることが大きな目的となります。
また、あしびかんぱにーはHIKKYが推進する「パラリアルワールドプロジェクト」の最初の提携企業として、「パラリアル沖縄」を展開することも発表。「誰もが自由に解釈し、自由に利用できるパラリアル都市」を通じて、地方創生のひとつの形として沖縄を軸に繋がるVRソリューションを実現し、更なる地域連携を図ります。
こうした協業の一環として、「バーチャル沖縄」にて10月28日~11月7日にかけて開催されるフェスイベント「OKINAWA JAPAN VIRTUAL FES」にて、「Vket Cloud」が採択されます。「パラリアル沖縄」はブラウザ対応され、スマートフォンなどからでも気軽にイベントに参加できるとのこと。