8月12日、韓国の大手携帯事業者SKテレコムのバーチャル空間プラットフォーム「ifland」を2021年末までに世界80カ国で立ち上げることを発表しました。現在、韓国ではAndroid版とiOS版がリリースされています(※日本国内では利用不可)。
韓国発のバーチャル空間プラットフォーム
発表は、8月19日に韓国で行われたプレス向け説明会で行われました。SKテレコムは「メタバースが急速に流行語となったように、今後数年でスピーディーに進化することが予想される」と語り、「急速で変化するトレンドに対応するため、今年中に世界約80カ国でiflandの導入を推進する」としています。
「ifland」は2021年7月に発表されたバーチャル空間プラットフォーム。ユーザーは独自のアバターを作成でき、カンファレンスルームや屋外会場など、18種類あるバーチャルスペースでコミュニケーションを楽しむことができます。ひとつのバーチャルスペースには最大130人まで入場可能です。現在Android版とiOS版が配信中(日本では現在利用不可)、今後Oculus Quest版もリリース予定だとしています。
今回の発表会ではK-POPスターやSNSのインフルエンサーをiflandに招待し、ファンとの定期的なイベント実施を計画していること、プラットフォーム内でユーザーがデジタルアイテムを売買できるマーケットシステムの搭載を予定していることも明らかにしています。