想像以上の近さ、立体感!女の子と2人だけの空間を味わえるVR体験

5月26日(金)に、株式会社THETAによるVR体験会『透明少女VR体験会』が行われました。株式会社THETAはこれまで、実写VRコンテンツ配信サービス『EINYME』や、グラビアVRコンテンツ『トキメキメテオ』(過去のレポートはこちら)など、高品質な立体視VRに取り組んでいます。

体験会が行われたのは、新宿ロイヤルビルの一室です。

体験に使われたヘッドマウントディスプレイ(HMD)は、中国Pico Technology社のPico Neo S。PCやスマホに依存しない一体型のHMDなので、わざわざスマホをHMDに差し込むなどの面倒な作業無しに、体験を開始する事ができました。両眼2Kの解像度の有機ELディスプレイなので、パソコンに繋がなくともOculusなどPC接続型のHMDで見ているような高品質な映像体験が可能です。

実際にコンテンツが始まると、その立体感に驚きます。演者さんが遠くにいる時にはあまり立体感は感じられないのですが、自分のパーソナルスペースに入ってきた時のプレゼンス(そこにいる感)が驚くべきものでした。近接実写VRでは、演者さんが自分の近くに来た時に立体に見えるように設計されています。印象的だったのは、イチゴを食べさせてもらえるシーン。自分の口元まで女の子の手が伸び、しかもそれが立体で見える。平面の映像では体験できない、近接実写VRならではの体験です。

ちなみに体験後、スタッフさんから「口がもぐもぐ動いていましたよ(笑)」と言われました。全く意識になかったので、「それだけ没入感が強いコンテンツだったのか!」と、納得しつつ、とても恥ずかしい気持ちに襲われました…。

そして、さらに粋なドッキリが待っていました!体験後にHMDを外すと、映像で見ていた女の子(本物)が間近でニッコリと微笑みかけてくれました。驚きと緊張で、目を合わせられません…。実際に本物が現れると、声を掛けたら反応するといった視覚以外の人間味を感じている事を再認識しました。しかし視覚という部分だけに関して言えば、肌のきめ細やかさ等解像度の違いはあれど、感覚的には現実と大差は無いように感じます。本体験会のアンケート結果では、「夢中で見入ってしまった」「ドキドキが止まらなかった」など、評価は上々とのこと。

株式会社THETA CTO兼ディレクターの高橋英介氏によると、「これまでVR映像と言えど、ただ撮影し、”球体に貼り付けただけ感”が拭い切れないものが多くありました。プロの映像とは程遠いものだったと感じていました。」と言います。その理由としては、撮影を開始したら画の確認ができない。ライティングのセットアップができない。といった理由があるとのこと。株式会社THETAは、こういったVR映像が抱える問題に対し、180度立体視コンテンツという切り口を試みています。プロの映像撮影環境をVR撮影に再現することで、女性の美しさを際立たせ、コンテンツの質を非常に高いものにしています。

ストーリーは、「逢:突然の出会い」「蕩:恋心の芽生え」「透:強制的な別れ」というテーマをもとに3部構成になっています。これは、出会って、仲良くなり、別れが訪れるという人との出会いを凝縮したものになっています。タイトルの『透明少女』の通り、最後には消えてしまう女の子。3作目を体験中には、喪失感や寂寥感を感じました。

1部あたりの尺は2〜3分程。長尺であったり、段取りを細かく設定してしまうと、どうしてもぎこちなさが出てしまう、とのこと。ぎこちない空気がでないよう、演者さんがアドリブで演技をしているため、演技力が不可欠になります。高橋氏によると、「初回で撮れなかったら、もう何テイクやっても撮れない。」と言います。また、女の子がもの凄く近くに来ても不快感を感じさせず、自然に体験できるような繊細な演出がいくつも組み合わされています。

『透明少女』シリーズは、自社サイトからのダウンロード・YouTube・VIRTUAL GATE /DMM動画・Pico VR(中国)・Samsung VR(韓国)・LITTLSTAR(米国)といった各プラットフォームで無料配信を行っています。是非、HMD片手に閲覧してみてはいかがでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=aCfwB5xlHS4

この記事を書いた人

  • 先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

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