ワイヤレスVR用キットRivvr、199ドルから予約開始

Sixa社は、ワイヤレスなVR体験を可能にするRivvrの第1弾予約を開始しました。去年12月、YC社から資金調達を受けたSixa社はOculus RiftとHTC Viveのワイヤレス化問題を解決しました。Sixa社が開発した技術は独自の発信技術を用い、Wi-Fi発信のVR電波を圧縮し、ワイヤレス機能を実現する、としています。

2016年末以来、HTC ViveなどのVRデバイスをワイヤレスで体験できるシステムが次々と登場しています。HTCが支援しているTPCastは中国と北米へ自社のワイヤレスキットを展開しています。また、IMR社、Kwik社がこれに続きます。

Sixa社の共同創設者及び業務执行部長であるMykola Minchenko氏によると、現在のRivvrの遅延は11ミリ秒で、正式販売のバージョンはもっと低く、6ミリ秒に達することができるとのこと。Sixaのリアルタイム発信は標準の2.4GHz帯あるいは5GHz帯のWi-Fiで使用でき、余分な発信機は必要がないとのこと。また、Rivvrの仕様はWi-Fiに基づくものなので、使用可能範囲はWi-Fi電波の強弱に影響を受けます。

Sixa社にとってRivvrワイヤレスVRキットの開発は始まりで、デスクトップパソコンを使わずにVRを体験できる新たなプラットフォームを用意しています。

Minchenko氏によると、RivvrハードウェアとSixa社のクラウドデスクトップ技術を通じ、同社は一つのサーバと企業レベルのGPUを用い、どの教室の学生でもWi-Fiで自分のVRHMDを使って授業をうけるという学校のVR教育の実現を可能させます。

現在Sixa社は2つのバージョンのRivvrワイヤレス部品を提供しています。Rivvr Liteは重さ1ポンド、3時間使用可能で、HMDの固定用バンドに装着することができます。Rivvr Plusは重さ1.3ポンド、5時間使用可能で、ベルトに差し込んで使用します。

Sixa社からは数量限定予約を受付始め、第1弾の数は4000個に限られています。Minchenko氏は、「これは会社の規模による資金上の制限によるもので、もし売れ行きがよかったら、追加受付も可能だ」と述べています。

Rivvrの価格は、頭に装着するモデルが209ドル、3時間バッテリーは無料で付属します。6時間使用のバッテリーは50ドルの追加料金がかかるほか、ベルトに装着するモデルは199ドルです。

ハイエンドVRの無線化は多くのユーザーが待ち望んでいます。しかし、CES2017でも明らかになったように、体験時の違和感や発表されているもののプロトタイプのみで製品が見えていないものも多く、まだ決定的なデバイスが存在していない状況です。

(参考)

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http://news.87870.com/xinwennr-18483.html

※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • 日本語学科在籍の中国人です。機械と技術にロマンを感じながら、世界を変える可能性が潜んでいると信じています。来年の日本留学に期待し、日々ワクワクしています

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