VRゲームの開発を進めるReload Studios、ゲーム以外へVRを活かすためのチームを立ち上げ

VR向けFPS『World War Toons』の開発を進めているアメリカのインディデベロッパーReload Studiosは、BtoB向けのサービスとコンテンツ開発のためのチームを発足させました。

Reload Studiosは、世界的に有名なFPSシリーズ『コールオブデューティー』のクリエイターやディズニーのアニメーターらが結成したVR専門の制作会社です。『World War Toons』はOculus Rift、Project Morpheus向けに開発が進められているFPSで、酔わず、快適に、マルチプレイヤーで対戦が楽しめるゲームを目指しています。

https://www.youtube.com/watch?v=_SoDKhvIQlo

今回社内に立ち上げられたチームは、BtoBのクライアント向けにサービスを行うための部門とのこと。既にVRでアートをより身近なものにすることを目指している「WoofbertVR」とのプロジェクトを進めています。WoofbertVRとの最初のコンテンツは、VR上に再現された上質な美術館を訪れるというもの、先週ドイツで開催されたIFA2015にて展示されました。このコンテンツでは、ロンドンにある「Courtauld Gallery’s Wolfson Room」というギャラリーの展示室を再現し、マネやモネといったアーティストの作品を見ることができます。

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Reload Studiosの共同創設者James Chung氏は、蓄積されてきたVRコンテンツ開発に関する膨大な知見がゲーム以外の分野の課題解決にも活かせる、とコメントしています。WoofbertVRのアプリは新たな展示室も加わって数ヶ月以内に配信されるとのこと。

今回のReload Studiosの新たな展開は、VRを軸にゲーム開発だけでなく様々な分野に知見を活かしていくという、VR開発チームの展開の可能性を示唆しているとも言えます。

(参考)
Reload Studios / RELOAD STUDIOS LAUNCHES NEW VR LAB
http://reload-studios.com/reload-studios-launches-new-vr-lab/

この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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