HTCの Vive向けVRアプリケーションプラットフォーム「Viveport」の発表以来、同社は非ゲームVRコンテンツの提供も推進しています。
同社はTIME-LIFEと協力し、イントレピッド海、ニューヨーク市の航空宇宙博物館、ワシントンDCのニュージアムでの展覧会にて、真珠湾攻撃75周年のVR体験『Remembering Pearl Harbor』を展示しました。 また、ロンドンのロイヤルアカデミー・オブ・アートと3D印刷VRアートの展示会で協力しました。
最近でもパリやドバイの博物館との連携を進めています。
パリのVRセンター「Geode VR」
HTCは、約500万人が毎年訪れているパリの科学産業博物館の一部であるLa Geodeに新しいVRセンター「Geode VR」を立ち上げました。
Geode VRと呼ばれるVRセンターは、プラネタリウム、潜水艦、IMAXシアターなど、VR専用の新しいスペースです。現在、この博物館は、HTC Viveとのパートナーシップにより、科学と技術文化を促進する目的で多くの展示にVRを活用しています。
VRセンターは2017年夏まで稼働。360度VR動画を体験したり、、「Future Lounge」(未来のラウンジ)と呼ばれる没入感のある世界を体験することができます。博物館にはグループ学習のできるガイドがあります。 HTC Viveのコンテンツは『TheBlu』と『The Lab』となります。
Geode VRの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
ノーベル賞をVRで紹介
ノーベル賞受賞式を記念して、ノーベル賞受賞式に合わせて、HTCとノーベル博物館が提携し、ノーベル賞受賞者の貢献を紹介するVR体験をつくり出しました。 VRコンテンツ『Exploring Matter』は、時間と空間を旅して、宇宙論者や物理学者の発見を、VRを通して紹介します。
ノーベル博物館とHTCは、2017年2月にドバイのノーベル博物館展向けにこのHTC Vive用のVRアプリを制作しています.VR展はストックホルムのノーベル美術館にも展示され、Viveportの無料アプリとして世界中で利用可能です。
(参考)
HTC Brings VR Center to Paris; Vive Exhibit at Nobel Museum
※Mogura VR は、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。