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活用事例 2017.07.21

マイクロソフトが年内発売のMRヘッドセット 『Halo』のスタジオもコンテンツ開発か

2017年7月12日(米国時間)、マイクロソフトはGameSpotの記事で同社が年内に立ち上げるMRプラットフォーム「Windows Mixed Reality」のコンテンツについて言及しました。

マイクロソフトが提供するMRプラットフォーム「Windows Mixed Reality」は、Windows10の標準機能としてMR(VR・AR)の環境を実現します。マイクロソフトは、いわゆるARとVRを統合したプラットフォームとしてシースルー型のデバイスHoloLensを展開していますが、2017年末にはAcerやHP、DELLなどからVR機能を体験できるPC向けのMRヘッドセットを発売予定です。機能としてはVRヘッドセットと同様となりますが、高性能ながら299ドルからという価格設定であり、安価にハイエンドのVR体験が可能になルデバイスとして注目が集まっています。

MRヘッドセットのデバイスそのものに関する情報は多かったものの、「Windows Mixed Reality」で提供されるコンテンツの情報はまだ少ない状態です。しかしGameSpotによると、マイクロソフトのファーストパーティスタジオがMRヘッドセット用のコンテンツ作成に取り組んでいるようです。

ファーストパーティスタジオのコンテンツとは

GameSpotによるとマイクロソフトのゼネラルマネージャーであるデイヴ・マッカーシー氏は、ファーストパーティスタジオがWindows 10デバイス向けのコンテンツに取り組んでいると発言。詳しくは年内に発表すると続けました。マッカーシー氏の発言から、ファーストパーティスタジオがMRヘッドセット向けコンテンツを作成する可能性があるということが読み取れます。

マイクロソフトのファーストパーティスタジオはこれまでXbox向けに人気のゲームを多数開発しています。そのためマッカーシー氏の発言は期待のできるものかもしれまません。。

マイクロソフトの主要なファーストパーティスタジオは次のとおりです。
『Haloシリーズ』の343 Industries
『Forza』のTurn 10 Studios
『Gears of War 4』のThe Coalition

など

Haloといった人気ゲームを手がけるゲームスタジオが果たしてMRヘッドセットで体験できるのか、期待が集まっています。

(参考)
UploadVR / Microsoft Is Making First-Party Content For Its Windows 10 VR Headsets -(英語)
https://uploadvr.com/microsoft-making-first-party-content-windows-10-vr-headsets/


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