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活用事例 2017.01.26

画像認識で不良品を選別 Kudan、AR等の活用でFCS社と提携

1月24日、Kudan株式会社は、株式会社FCSと業務提携契約を締結しました。

協業の背景と目的

Kudan は、英Bristolで創業した、最先端のCV技術を持つ会社です。

自社開発した『Kudan Engine』は、「二次元画像認識」及び 「SLAM※」を用いた「三次元空間認識」を、一般に普及しているスマートフォンなどの、ローエンドなデバイスでも動作可能としました。

『Kudan Engine』のCV(コンピュータービジョン)技術は、ARを実現しただけではなく、ロボティクスや、IoT、AI等 の技術と結びついた新たな分野へと活用の幅を広げています。

※ SLAM(Simultaneous Localization and Mapping): 画像やセンサ情報等から自己位置の推定と環境地図の作成を同時に行い三次元の空間認識を行う技術。

カメラでとらえた映像から物体の特徴点を認識し、リアルタイムでマッピングすることが 可能です。

FCSは、創業30年を超える基幹業務システムベンダー(製造業の生産管理システムメーカー)です。顧客の業務、課題要望を細かにヒアリングし、基幹業務パッケージとオーダーメイドシステムを自在に組合せることで、サポートを行ってきました。近年は、海外企業との提携、自社開発のパッケージ製品や、独自のシステム開発効率化ツール等、新たな取り組みに注力し、事業の範囲を広げています。

 

 「このたびの、業務提携契約により、KudanとFCSは、AR/CV技術を、基幹業務システム分野に応用することで、作業効率性と革新性を兼ね備えたサービスを企画・開発し、新たなマーケットの発掘を目指していく。 」とのことです。


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