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テック 2016.08.11

HoloLensやMagic LeapなどのMR技術を映画制作に

8月9日、『ウォークラフト』や『パシフィック・リム』を手がけたLegendary Entertainmentが、HoloLensを映像制作に導入する様子を写した動画が公開されました。

https://www.youtube.com/watch?v=k3rZkLXcQZU

HoloLensを用いた映画製作

2014年、Googleを始めとして5億ドルを超える資金調達を行ったことで話題となっているMagic Leapに、Legendaryもまた巨額の投資を行っています。
今年始めAlibabaの牽引した7億ドルにのぼる投資においても、Legendaryはかなりの出資を行いました。

そんなAR・MR技術へ関心の強いLegendary Entertainmentですが、8月9日にHoloLensを用いた新たな動画を公開しました。

https://www.youtube.com/watch?v=LqMyidGQPRQ

HoloLensはMicrosoftの開発しているARデバイスで、視界内にCGの映像を重ね合わせて表示することができます。

公開された動画では、CGキャラクターと人間が互いを認識しているかのように振る舞ったり、作成した3Dモデルをデスクにホログラムとして表示したりと、より現実と架空の世界を同じように扱っている様子が伺えます。

Microsoftはブログで、「HoloLensを用いることで、クリエイターは俳優とCGキャラクターをホログラムで同じように扱える。
俳優や小道具は赤外線カメラを用いてグリーンバック撮影をし、CGキャラクターもまたモーションキャプチャーと3Dデータからホログラム化できる」と述べています。

Magic Leapの続報と合わせて、映画産業の変化にも注目です。

https://www.youtube.com/watch?v=msscSBpE3yc

(参考)
UploadVR / Legendary Entertainment Bets Big On Mixed Reality With HoloLens and Magic Leap(英語)
http://uploadvr.com/legendary-hololens-magic/

※Mogura VRは米Upload VRのパートナーメディアです。


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