iPhoneをかざすと矢印で経路表示 ARを使ったナビは実現するか

スマートフォンのマップを用いた経路案内は、今や外出の際には欠かせないものになりましたが、これをARによってより簡単に、便利に使うことができるデモが制作されました。これはスマートフォンのカメラを用いて、自分がいる場所から目的地までの経路を矢印アイコンによって分かりやすく表示してくれるものです。

ARを用いたナビゲーション

このデモはロンドンのiOSアプリ開発者、Andrew Hart氏が制作したもので、アップルのAR開発キット『ARKit』を使用しています。従来の2DマップによるナビゲーションではGPSの不具合によって位置がずれたり、表示に遅延が生じたりしますが、カメラを使用したナビゲーションでは自分がいる位置に応じてリアルタイムで情報が表示されるので、より正確なナビゲーションが可能になります。

また、目的地の建物の名前や距離を、実際のそれに重ね合わせて表示することもできるので、方向感覚がつかみやすく道に迷いにくい、というメリットもあります。これはiOSデバイスで位置情報を扱う『Core Location』を用いたもので、これによってデバイスに内蔵されているWi-FiやGPS、Bluetoothや磁力計、気圧計へアクセスできます。この『Core Location』と『ARKit』によって、ARによる正確なナビゲーションを行うことができる、としています。

Hart氏によると、このプロジェクトは近いうちにGitHubにアップロードするとのこと。AR機能を備えたマップが様々なアプリとしてリリースされることによって、ARがより身近なものになるだけでなく、スマートフォンを用いたナビゲーションが、より便利で正確なものになります。また、『ARKit』を用いてスマートフォンVRで位置トラッキングが可能になるなど、スマートフォンARには様々な活用方法が見出されています。

(参考)
Road to VR / ARKit Project Shows Turn-by-Turn Directions in AR, Giving a Glimpse into Future of AR-enabled Maps(英語)
https://www.roadtovr.com/arkit-project-demonstrates-turn-turn-directions-giving-future-glimpse-ar-enabled-maps/

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