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セミナー 2023.08.25

XR・メタバース分野のクリエイターが創作の魅力を語る「XR Creative Night」8月28日から連続開催

XRコンソーシアムが「未来を逆算しよう」をテーマに、連続ウェビナー「XR Creative Night 2023」を開催します。「XRクリエイティブアワード」受賞者が出演予定、初回は8月28日から。参加費は無料です。それぞれの回の申込ページはこちら(VOL.1VOL.2VOL.3VOL.4)。

今年の「XR Creative Night」は、VR/AR/MR作品コンテスト「XRクリエイティブアワード2022」の受賞者を特集します。イベントは4回に分けて行われ、受賞者5名が登壇。XR・メタバース分野におけるクリエイティブの魅力を語ります。

開催プログラム

vol.1:天雲陽氏、清水岳氏 / XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」(優秀賞 個人部門)

参加申込URL:
https://peatix.com/event/3676622

「シュッとしとるヤツ」作品紹介:

「シュッとしとるヤツ」はコロナ禍に始まった、フィジカルとバーチャルの交錯をテーマとしたクラブイベントです。京都の老舗クラブ「京都メトロ」とVRChat上に構築されたバーチャル空間「VR京都メトロ」の2つを繋ぎながら同時開催しています。VTuberやバーチャルアーティスト、VRDJ、AIなど様々な形のアーティストにご出演いただき、空間だけでなく演者においてもフィジカルとバーチャルが交錯するイベントとなっています。

出演者プロフィール:

天雲陽氏:
インターネットとリアル、カルチャーと広告の間で踊っています。
XR Creative Awardにて個人賞をいただいた「シュッとしとるヤツ」では、主にフィジカル側を担当しています。
本業では、実写VRを利用したクリエイティブやVTuberを起用したインターネット広告等にも関わっています。京都在住。

清水岳氏:
早稲田大学・大学院で建築を専攻。卒業後、地元京都の設計事務所で7年間、設計と工事監理に従事。2021年よりVRChatを使った空間制作やイベント企画を始め、XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」では、主にバーチャル側の制作とディレクションを担当。XR Creative Award 2022で個人賞を受賞後、XR企業である株式会社MESONにディレクターとして入社。東京在住。二級建築士。

vol.2:山本大氏 / BLOCKVROCK(優秀賞 法人部門)

参加申込URL:
https://peatix.com/event/3676633

「BLOCKVROCK」作品紹介:

BLOCKVROCKは、簡単に自分だけのVR空間やARアプリ、会話可能な3Dコミュニケーションの空間を作ることができます。ビジュアルプログラミング言語なのでプログラミングは簡単。PC/スマートフォン/タブレット/VRヘッドセットのどれでもサインインするだけで、無料ですぐに使い始められます。そしてBLOCKVROCKは、本質的にはXR作品ではなく、XRの制作をする人材が作品だと考えています。

つまりXRの裾野を広げようと考えています。

出演者プロフィール:

1977年、大阪府豊中市生まれ。
2000年よりIT企業でエンジニアとして勤務。プロジェクトマネジメントや1000人規模のプロジェクトでのアーキテクトを経て、役員として経営に従事。
業務でIT研修トレーニングの講師を担当し、ITプロフェッショナルを育てる。
より若い時代からITに触れる経験が必要と考え、2015年8月に株式会社レベルエンターを創業。

vol.3:今谷真太郎氏 / ARコミック「壁」(大賞)

参加申込URL:
https://peatix.com/event/3676640

ARコミック「壁」作品紹介:

漫画の媒体は紙からスマホやタブレットなどの電子機器に移り変わりつつあり、縦スクロール型の漫画など新たな表現方法も存在しています。本作は、ARがもっと普及した未来の漫画の姿を想像して制作したものです。歩行移動によって、読者自身の時間進行と作中の時間進行がリンクすることでコマ割りが行われ、ストーリーが進行していきます。

出演者プロフィール:

1995年広島生まれ。豊田工業大学工学部卒業後、メーカー勤務を経て情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科博士前期課程修了。
IAMAS在学中にXRに初めて触れ、作品制作を始める。

vol.4:今井健人氏 / XRAYHEAD(優秀賞 学生部門)

参加申込URL:
https://peatix.com/event/3680753

「XRAYHEAD」作品紹介:

XRAYHEADは、展示者の手がまるで体験者の半透明な頭部の表面に侵入し、直接的に頭蓋骨を触られているような体験を可能とするインタラクション作品である。具体的には、模型に組み込まれたセンサーと手の距離に相関した調光システムにより、体験者の顔と模型、展示者の両手が各々シームレスに置き換わる。加えて、体験者の頭部と模型に同期した物理的接触を、光量レベルに同期した骨伝導イヤホンによる聴覚刺激を体験者に与えることで、従来のペッパーゴーストなどのハーフミラーの特性を利用した断片的な対象物の切り替えとは異なる新たな表現に辿りついた。漫画や映像などの視覚文化(非現実)でも一般的に扱われていることから分かるように、身体の透明表現は心理的に受け入れられやすい。このことから、実空間で身体の透明化を錯覚させる本作品は、エンターテインメント分野はもちろん、医療や教育等の周辺領域に強い波及効果を及ぼす可能性を秘めている。

出演者プロフィール:

学生時代では、認知心理学において重要な概念である身体所有感に対する理解を軸に、既存の錯覚研究では扱われていなかった皮膚イメージの変調への関心のもと、現実空間での身体(皮膚)の「透視」と「変形」体験を考案。身体の内と外に直接アクセスするようなインタラクション装置の制作を通して、未知なる身体のリアリティーの探求を行う。
 現在は、空間体験による身体感覚や感情の変化に関心があり、空間・ディスプレイ業界の新人プランナーとして修行中。

XRクリエイティブアワード応募は9月15日まで

XRクリエイティブアワード」(主催:XRCコンソーシアム)は、これからのAR/VR業界を牽引するクリエイターを発掘し、認知向上や今後の活動を支援するイベントです。最終選考に残った約10作品は「XR Kaigi 2023」で展示され、授賞イベントの模様がYouTubeでライブ配信されます。

今年は台湾のXR業界団体「TAVAR」と連携し、同団体が主催する「XR Golden Awards」の受賞作約10組が二次審査から加わるほか、大賞2組が「XRクリエイティブアワード」のファイナリストとなります。「XR Kaigi 2023」には台湾からの作品も展示されます。

イベント概要

名称 XR Creative Night 2023
主催者 XRCコンソーシアム
会場 Zoomウェビナー
参加費 無料
vol.1 日時:8/28(月)20:00-21:00
出演者:天雲陽氏、清水岳氏 / XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」(優秀賞 個人部門)
参加申込:https://peatix.com/event/3676622
vol.2 日時:9/6(水)20:00~21:00
出演者:山本大氏 / BLOCKVROCK(優秀賞 法人部門)
参加申込:https://peatix.com/event/3676633
vol.3 日時:9/11(月)20:00~21:00
出演者:今谷真太郎氏 / ARコミック「壁」(大賞)
参加申込:https://peatix.com/event/3676640
vol.4 日時:9/12(火)20:00~21:00
出演者:今井健人氏 / XRAYHEAD(優秀賞 学生部門)
参加申込:https://peatix.com/event/3680753

(参考)プレスリリース


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