Home » テーマは「技適」、XRコンソーシアムが総務省をゲストにミートアップ開催


セミナー 2019.12.12

テーマは「技適」、XRコンソーシアムが総務省をゲストにミートアップ開催

XRコンソーシアム(旧VRコンソーシアム)は、XR(AR/VR/MR)に関わるさまざまな関係者をつなぐミートアップ「XRC Meetup vol.0」を開催します。第1回のテーマは、XRの分野で課題とされていた技術基準適合証明(技適)です。

「XRC Meetup vol.0」では、総務省で技適の特例制度の創設に携わったゲストを招き、技適の背景や特例制度について解説や業界関係者との意見交換が行われます。開催日は12月20日(金)、場所は東京・デジタルハリウッド大学です。

技適は、日本国内の電波環境を守るために電波法で設けられている制度です。日本国内で無線機能を搭載した機器を使用する際は、原則として電波法に基づいたに申請を行い、この技適を取得する必要があります。例として、Wi-FiやBluetooth、LTEなどの様々な「無線を使用する」機器には技適を取得したことを示す技適マークが表示されています。

多くのVR/AR/MRデバイスが発売の1年以上前から開発者版を提供しているものの、海外製であるがゆえに技適が未取得、したがって開発へ使用することができず、研究も進まない……という大きな“壁”が存在していました。

2019年11月より、その特例制度が運用を開始し、これまで存在していた壁がかなり低くなりました。

登壇者

山内匠氏

総務省 総合通信基盤局 電波部 電波政策課 課長補佐
2012(平成24)年総務省に入省。地上デジタルテレビや4K・8K等の放送技術の海外展開・国際標準化、MVNO・料金低廉化等のモバイル競争政策を担当したのち、内閣官房にてマイナンバー政策、特にオンライン行政手続システム「マイナポータル」の開発・運用を担当。
2018年4月から現職において、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の導入等を行う電波法改正を担当。

児島全克氏

HTC NIPPON株式会社 代表取締役社長
モトローラにて業務用無線、ポケベル、3G携帯の商品開発の後UX・PAN・LBSをベースにした研究開発に携わり、世界初Java搭載ケータイ、SUPL搭載ケータイ、UWB搭載ケータイなどを発表。その後HTC NIPPON設立を機にHTCに移籍し日本向けスマホの商品企画・開発に携わり日本初Androidスマホ、日本初4Gスマホなどを発表する。2016年より同社代表取締役社長に就任し、現在XR x 5Gの可能性と市場を広げるべく活動。博士(技術経営)

イベント概要

日時

12月20日(金)19:00~21:00(18:30 受付開始)

場所

東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア
デジタルハリウッド大学 駿河台ホール

定員

150名

参加費

無料

申し込みページ

https://xrcmeetup01.peatix.com/

(参考)XRコンソーシアム公式


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード