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Meta Quest 2020.07.03

【Oculus Quest】VRパーティゲーム「Wonderglade」Quest版リリースが発表

スウェーデンのVRゲームスタジオResolution Gamesが制作するVRパーティゲーム「Wonderglade」のOculus Quest版が発表されました。Oculus Storeではストアページも開設。英メディアVRFocusの報道によれば、2020年7月9日に14.99ドルで販売されるとのことです。

モバイルVR向けにリリースされたパーティゲーム

「Wonderglade」は2016年にGoogle Daydream用としてリリースされ、その翌年にGear VR・Oculus Goへ移植されたテーマパーク型VRパーティゲーム。各種ヘッドセットのコントローラーの特徴を活かした、以下全6種の個性的なミニゲームを遊べます。

Tindertown

消防士となって、街中で続々と起こる火災を鎮火させていくゲーム。
猫、植木鉢と言った水をかけると特殊な反応を示す仕掛けも。

Magic mayhem

次々と飛んでくる石に魔法の杖で触れ、宝石やコインに変えて回収するゲーム。
ボタン操作は必要なく、杖(コントローラ)を振るだけで楽しめる。

HAMSTER HOOPS

フリースローゲーム。コントローラで向きを定め、バスケットボールを投げてゴールに入れていく。しかし、ゴールがステージ上の様々な場所に出現し、それぞれ入れた時の得点が異なる仕掛けが。

Tiny Tee

ゴルフゲーム。コントローラをクラブに見立ててボールを打ち、チップインを狙う。
コース上には大砲などの荒唐無稽な仕掛けも満載。

TIP in TILT

コントローラを傾け、牛や鶏を転がしてゴールを目指すレースゲーム。
昔懐かしの玉転がし迷路をモチーフにしたゲーム。

BISTRO BASHER

出された料理を食べる……のではなく、ハンマーで叩き割るゲーム。
ハンマーの振りかぶり具合によって威力が変化。
相応の能力がなければ、壊すのに手間がかかる料理が出てくることも……。

各ゲームは交代形式によるマルチプレイ(パス&プレイ)も楽しめ、複数人で点数を競い合うこともできます。また、各種ゲームを遊ぶとゲーム内で使える「チケット」が手に入り、30枚集めると特別なアイテムが獲得できるルーレットを回せるようになります。

Quest版は有料タイトルの形でリリース

当初、モバイルVR向けに制作された本作ですが、Google Daydream、Gear VRは共に販売終了。残るOculus Goも2020年末の販売終了が報道されました。

より一層遊べる機会が制限されそうな中、今回のQuest版が発表。モバイルVR版は一部ミニゲームのみ課金が発生する基本無料タイトルでしたが、先述の通り、Quest版は有料タイトルとして提供されます。

今回のQuest版発表に合わせ、Resolution GamesのプロデューサーGustav Stenmark氏は「複数人でハイスコアを競い合う本作のパス&プレイモードとQuestは非常に相性がよく、Questにもこのようなタイプのゲームは少ないので、友人や家族と楽しみたいゲームをお探しのプレイヤーには間違いなく価値のあるものになるでしょう」とコメント。

また、同スタジオCEOのTommy Palm氏も「我々(Resolution Games)にとって『Wonderglade』は心のこもった大事なタイトルです。この度、Questのプレイヤーの皆様が家族や友人と楽しめる本作を楽しめるようになることを嬉しく思います」とコメントしています。

モバイルVR版同様、Oculus StoreのストアページによればQuest版も日本語に対応。交代形式になりますが、多人数で遊べるVRゲームをお探しの方には注目の1本です。

Gear VR版のレビューはこちら。

(参考)VRFocus


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