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VRChat 2023.06.25

【週刊 気になるVRChat 6/25号】今度のVketはAIキャラが登場！？ 謎多き「Dahlia」のポータルワールドも公開

ソーシャルVR「VRChat」では、毎日様々なイベントが開催され、新たなトピックが次々に生まれています。しかし、あまりにも多くの出来事が起きているため、「今なにが起きているの？」となっている人も多いはず。

そこで、この記事では、筆者の独断と偏見で注目しておきたいVRChatのトピックをご紹介します。話題になった「VRChatのいま」を、ざっくりとお伝えいたします！

目次

「バーチャルマーケット2023 Summer」の情報が一挙公開！
メタバースクリエイターズ、VRChatと公式パートナー契約を締結！
「東京かまた不動産」のVRChat支店ワールドが一足早く公開
定価7000円が1000円に！？ ツクルノモリ「緋玲」セール実施
ワンコインでお試し。「ATSUSHI NAKASHIMA VIRTUAL」サンプル版発売
謎多きDahliaの入口がここに。ポータルワールド「Edge of Memory」公開

「バーチャルマーケット2023 Summer」の情報が一挙公開！

7月15日より開催予定の「バーチャルマーケット2023 Summer」の情報が多数公開されました！ 主に企業出展エリアに関する情報が発表されています。

会場の様子が映された動画が公開されたほか、出展企業も一挙に公開。今回は日清食品、ＪＲ九州日本中央競馬会（JRA）、パイロット、湖池屋などが新顔。BEAMSやマルイ、ベルクといったおなじみの企業の姿も見られます。

そして、「ChatGPT」を活用した「会話ができるAIキャラクター」が試験的に導入されるとも発表されました。いま各所で大注目の対話型AIを搭載したNPCが存在する、次の時代のメタバースが垣間見えるかもしれません。

このAIキャラクターの導入を手掛けたのは、ユーザー主導プロジェクト「VRC Connections API Project」。VRChatのワールドと外部をつなぐAPIをつくろうという一大プロジェクトです。このほか、同プロジェクトはQvペンの保存機能ギミックもVketにて出展を予定。おなじみのペンギミックで描いたものを、インスタンスをまたいで保存・読込できるという驚愕のギミックを体験できるとのことです。

このほか、映像作品アワード「VRCムービーアワード」が、リアル会場とコラボすることも明らかに。大規模なブースが登場し、受賞作が現地で上映されるとのことです。出展企業も豪華ですが、ユーザーコミュニティとの連携も近年はアツいVket。次なる情報発表にも期待が高まります。

（参考）プレスリリース（その1、その2）

メタバースクリエイターズ、VRChatと公式パートナー契約を締結！

VR蕎麦屋タナベさんも所属しているクリエイタープロダクション・メタバースクリエイターズが、VRChatとのオフィシャルパートナー契約の締結を発表しました。4月26日の始動から2ヶ月、なかなかの速度感での公式パートナー提携です。

さらに、プレシードラウンドとしてDelight Venturesからの資金調達も実施。今回の資金調達とVRChat提携により、日本から世界に向けたオリジナルコンテンツの創出と、自治体・企業との協創を加速していくとのことです。

今年に入ってから続々と、VRChatパートナー企業は増加しています。VRChatを舞台にした、大きなビジネスの流れはたしかに近づいています。

メタバース施策支援のメタバースクリエイターズ、プレシード調達を実施。VRChatとの提携も発表

6月21日、株式会社メタバースクリエイターズは資金調達を実施しました。同社はバーチャル空間を活用したコンテンツの企画・制作支援を手がける企業。自社所属のクリエイターらとともに、国内企業や自治体との海外...
業界動向 2023.06.22

（参考）プレスリリース

「東京かまた不動産」のVRChat支店ワールドが一足早く公開

一方、先月VRChatのパートナー企業となった株式会社Any Gold Trustが運営する賃貸仲介業「東京かまた不動産」のVR支部として予告されていた「東京かまた不動産VRChat支店」のワールドが、ひそかに公開されていました。

筆者も早速のぞいてみたのですが、ちょい狭めな間取りや、モニターに映る環境映像などが、リアルな不動産屋さんの雰囲気を作り出しています。これといったギミックはないですが、ところどころワイヤーフレームっぽいものが浮かび上がる演出が特徴的です。

「東京かまた不動産」によれば、本ワールドは準備のためにいったんアップロードされたようです。本格的な運営スタートはもうちょい先みたいなので、気になる人はひとまず気分だけでも味わいに行ってみてもよさげかもです。

ワールドへのアクセスはこちら（PC接続型VRヘッドセット、および高スペックPCが必要です）。
https://vrchat.com/home/world/wrld_d43cb608-cb11-48cf-89c2-aeddf80880c5

不動産業のAny Gold Trust、VRChatとパートナーシップ契約を締結。VRでの支店設立へ

賃貸仲介業の「東京かまた不動産」を運営する株式会社Any Gold Trustは、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」を運営する米VRChat社とのパートナーシップ契約を発表しました。不動産事業者における米VR [&hell...
業界動向 2023.05.05

定価7000円が1000円に！？ ツクルノモリ「緋玲」セール実施

今週はセール情報をお届けします。まずはおなじみツクルノモリさん。月ノ美兎さんや樋口楓さんなど、多くのにじさんじVTuberのデザインを手掛けた、ねづみどしさんデザインの3Dモデル「緋玲」が、7月3日（月）10:00まで1000円で販売されます！

通常価格7000円が1000円に！？と驚かざるを得ないセールです。「夏の新規ユーザー歓迎キャンペーン」として打ち出されたこの機会、逃すことなかれ。

販売ページはこちら。
https://tsukurunomori.booth.pm/items/3455664

ワンコインでお試し。「ATSUSHI NAKASHIMA VIRTUAL」サンプル版発売

続いては、4月に発売されたファッションブランド「ATSUSHI NAKASHIMA」のバーチャルアイテム。ミラノコレクションを歩いた衣装のバーチャル版ということで気になっていた方もいるはずですが、アバター1種類ごとに1着4500円（3種フルセットで10000円）という価格帯を前に、様子見の人もいたはず。

そんな中、なんと桔梗ちゃん対応衣装のうちの一種が、「Collection Sample01」という廉価版として販売開始となりました。価格は500円とお手頃です。カラバリは真っ白なもののみとなり、バストサイズシェイプキーなし、ヒールなしと制限こそありますが、どんな衣装か体感してみたい人にはちょうどよい一品です。

サンプル版は限定100着の販売となりますが、BOOTHでの「スキ」の数が100を超えるごとに、100着追加で販売されるとのことです。気になる人はとりあえずスキだけ押しておくのもよいかもしれません。


（写真は「Fractal Tone Dress」まるぼでぃ版。アバターはリセ）

実は筆者はまるぼでぃ版を所持しているのですが、シャープなシルエットと、Clothで動くスカート部分がなかなかにきれいな一着です。個人的にオススメです！

販売ページはこちら。
https://nakashima-3d.booth.pm/items/4866545

ミラノ・コレクションに出展した「ATSUSHI NAKASHIMA」がVRChat向けバーチャルファッションへ参入

世界で活躍するファッションブランド「ATSUSHI NAKASHIMA」が、バーチャルファッションブランドを展開する株式会社BALと共同で、VRChat向けバーチャルファッションを販売します。 BALではバーチャルファッ [&hell...
話題 2023.04.05

謎多きDahliaの入口がここに。ポータルワールド「Edge of Memory」公開

VRChat最深部の謎「Dahlia」とは何なのか？ 新たな展開を見せる世界の秘密に迫る

こんにちは、VRChatワールド探索部のタカオミです。 バーチャルの世界に存在する、たくさんの”DEEP”なカルチャーやスポットを紹介する企画「バーチャルDEEP散歩」。今回はその中でも特に異様な、VRChatにおける最...
VRChat 2022.08.19

「VRChat最大の謎」として、MoguLive特集で取り上げたワールドシリーズ「Dahlia」。多数のワールドが存在し、多くの謎を生み出しながらも、ある日ほぼ全てが消滅。しかしその後、「Black Dahlia 2.0」が始動する……など、昨年8月の時点でも現在進行系の話題として、記憶されていた方もいたかと思います。

そんな、数多のDahliaシリーズへのポータルを束ねたワールド「Edge of Memory」が公開されました。なんと、実に100を超えるワールドへアクセスできるとのことです。そこまでDahliaワールドがあったことに、まずは驚きを隠せません。

一方、ワールド内の説明書きには、「The Black Dahliaは活動を停止し、今後物語が完結することはない」という一文が見られます。The Black Dahliaに関する問い合わせも受け付けないという記述も見られ、なぜ停止し、今後どうなるのか、といったことについては、真相は明らかにならないかもしれません。

行けなくなってしまったDahliaワールドへのアクセスが開かれた一方、上記が事実であるならば、一抹の寂しさがあります。ただし、「Edge of Memory」についてアナウンスしたアカウントからは、「次のプロジェクトに取り組むために出発するつもりだ」というツイートも投稿されています。新たな”なにか”が生み出される日がくるのか、できることなら期待したいところです。

ワールドへのアクセスはこちら（PC接続型VRヘッドセット、および高スペックPCが必要です）。
https://vrchat.com/home/world/wrld_06ebfda4-1a79-495b-a280-eb3ca0933f61

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