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VRChat 2023.04.09

【週刊 気になるVRChat 4/9号】よっしゃー!新しいパブリックアバターがやってきたぞー!

ソーシャルVR「VRChat」では、毎日様々なイベントが開催され、新たなトピックが次々に生まれています。しかし、あまりにも多くの出来事が起きているため、「今なにが起きているの?」となっている人も多いはず。

そこで、この記事では、筆者の独断と偏見で注目しておきたいVRChatのトピックをご紹介します。話題になった「VRChatのいま」を、ざっくりとお伝えいたします!

目次

新しいパブリックアバターが決定!「Avatars for Everyone Jam」結果発表
まさかの「よっしゃー」!? 一部UIの日本語化がスタート
予算は、多めに。「テアトロ・ガットネーロ-The Auction-」再演決定!
ミラノ・コレクションを歩いた服が、VRChatにやってくる!?

新しいパブリックアバターが決定!「Avatars for Everyone Jam」結果発表

3月から開催されていたVRChat公式企画「Avatars for Everyone Jam」の結果が発表されました! 様々なクリエイターが制作したアバターを提出し、選出されるとVRChat公式のパブリックアバターになるという一大企画です。

応募総数は310名・180体。そして見事受賞したアバターは75体です。「チセ」「タヴィー」「サニア」「月知らずのヤドカ」といった、日本人ユーザーになじみのあるアバターも確認できますね。そして、上位10体の制作者には「VRChat Plus」1年分が贈呈されます。

早速、選出された75体のアバターは、アバター選択画面の「Public」にて選択できるようになりました。いずれもアバターランクはおさえめで、なによりVRChatを始めたてのVisitorさんでも使うことができます。

New Userに上がるまでの間のお供としても、その後末永く使うアバターにしてもよし。新たな顔ぶれのパブリックアバターとともに、VRChatをさらに楽しみましょう!

ちなみに、以前「Public」の欄にあったパブリックアバターたちは「Legacy」へと移動しています。長年パブリックアバターとしてにぎわせてくれた彼らも、引き続きいろんな場所で見られることでしょう。

「Avatars for Everyone Jam」受賞アバター発表ページはこちら。
https://hello.vrchat.com/blog/avatars-everyone-winners

まさかの「よっしゃー」!? 一部UIの日本語化がスタート

先週のVRChatには、ひさしぶりに新たなオープンベータが降ってきました。主な内容はネイティブアイトラッキングの実装、そしてツールチップのローカライズ機能です。つまり、VRChatのUIの一部が日本語化されるということです!

ツールチップとはどこかと言えば、メニューにカーソルを重ねた時に、下の方に小さく表示される説明文のこと。かなり入り組んだVRChatのシステムを補足説明してくれるもの……なのですが、現在は英語がデフォルト。英語がわからないユーザーにはやや酷でした。こうしたところが日本語に変わるだけで、「なるほど!」と気づく人も多くなるはずです。

ただし、翻訳の精度はまだまだです。これについては「Crowdin」上で提案を行ってほしいとのことなので、余裕がある人はぜひローカライズ対応に協力してみてください(参考)。VRChatのローカライズ対応はまだまだ始まったばかりですが、ついに日本語化が始まった……と思うと、なかなかに感慨深いものがあります。

余談ですが、ツールチップを日本語化すると、動画プレイヤーなどのURL入力画面など、一部で「OK」と表示されていたところが「よっしゃー」に変わることが話題になりました。どこか気の抜けた珍訳ですが、日本語Twitterアカウントを見るに、これはわざとかもしれませんね。

予算は、多めに。「テアトロ・ガットネーロ-The Auction-」再演決定!

あの「オークション」が帰ってきました。2022年に開催されたVR演劇「テアトロ・ガットネーロ-The Auction-」が、「テアトロ・ガットネーロ -The Auction RE: -」と名を改め、4月9日(日)より再演されることが決定しました!

パフォーマンスはもちろん、演出面でも息を呑むことは必至なVR演劇として、まだ見ていない人はぜひ観劇してもらいたいところ。ネタバレも読まないことをおすすめします。もちろん以前見た人も、再び訪れても一切損はないはず。観客も”参加”するこのオークションでは、毎回違った舞台が待ち受けているはずです。

そしてなにより、この言葉をお忘れなきよう。「予算は多めに、使えるものをご用意ください」

※4月9日(日)に、公演が4月15日(土)22:00~の1回になることが発表。(参考

4月11日(火)追記

本公演の中止が発表。詳細はこちら

ミラノ・コレクションを歩いた服が、VRChatにやってくる!?

加熱が続くVRChatアバター・ファッション業界に、新たな風が吹き込んできました。なんと、ミラノ・コレクションに出展したという著名ブランドATSUSHI NAKASHIMAが、VRChat向けファッションアイテムの展開を発表しました!

第1弾アイテムは、2023年のミラノ・コレクションへ出展した衣装のバーチャル版とのこと。女性アバター向けのめちゃおしゃれなロングドレスのようです。公開されたイメージ画像を見る限り、「桔梗」「セレスティア」「イェーナ(=まるぼでぃ素体)」に対応する可能性が高そうですね。

「ATSUSHI NAKASHIMA」とともに、この驚きのバーチャルファッション展開を手掛けるのは株式会社BAL。バーチャルファッションブランド「only 4U」や「IZMism」を展開しているところです。ここの担当デザイナーのわらしべ長者さんが、今回の「ATSUSHI NAKASHIMA」バーチャル衣装の監修を手掛けるとのことで、ビジュアル面のクオリティは間違いなさそうです。ぜひ袖を通してみたいですね!

【先週の「週刊 気になるVRChat」はこちら!】


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