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VRChat 2023.03.16

VRChat公式のアバターオリジナルデザイン企画が開催中 選出されるとデフォルトアバターとして登録

ソーシャルVR「VRChat」公式運営は、クリエイター向けのアバターデザイン企画「アバタージャム」の開催を発表しました。新しいデザインのアバターを公式に提出するという企画で、選出されたアバターは、デフォルトアバターとして追加され、アバターメニューに表示されるようになります。

「アバタージャム」の応募期間は、4月3日(月)まで。受賞者の発表は4月7日(金)に行われ、上位10人には有料サブスクリプションプラン「VRChat Plus」1年分が贈呈されます。発表によると、(上位)10体以上のアバターをデフォルト欄に追加する可能性もあるとのこと。

応募条件は、アバターがMeta Quest版「VRChat」とPC版「VRChat」の両方に対応し、SDK3を使って公開されていること。高いパフォーマンスや、完全オリジナルデザインであることも求められます。

「アバタージャム」の審査は、“いくつかの評価項目”に従って行われる予定。最終的には審査員がグループディスカッションで決定します。

評価項目の詳細は以下の通りです。「Pass / Fail」を除く各項目では、それぞれ5ポイントが配点されています。

Pass / Fail:ルールに則っているかを判定。パフォーマンスランキングが「Medium」以上になっているか、SDK3を使用しているかといった部分が確認されます。

パフォーマンスランキング:パフォーマンス・ランクに基づくポイントが与えられます。「Medium」アバターは1ポイント。 「Good」アバターには3ポイントが与えられます。「Excellent 」アバターには5ポイントが与えられます。PC版とQuest版でパフォーマンス・ランクが異なる場合、2つのスコアのうち低い方が採点に使用されます。

美的感覚:アバターの創造性、ユニークさ、面白さを判定。

包括性:そのアバターはニッチなユーザーにアピールしているか、あるいは多様な興味、体型、性別、文化的背景、経験を持つ人々が楽しめるかを判定。このカテゴリーでは、アバターのタイプやデザイン、カスタマイズ性の両方を考慮します。

アバター技術の活用:AV3の様々な機能をどの程度活用しているかを判定。

PC版とQuest版との整合性:両バージョンでのアバターの違い(Quest対応のために削除された機能、削除しないために制作者が使用したテクニックなど)を審査。

応募要項の詳細など「アバタージャム」の公式発表はこちら(英語)
https://hello.vrchat.com/blog/avatars-everyone-jam

(参考)VRChat


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