【週刊気になるVRChat 12/10号】ついにAndroid版とUnity2022がやってきた！

ソーシャルVR「VRChat」では、毎日様々なイベントが開催され、新たなトピックが次々に生まれています。しかし、あまりにも多くの出来事が起きているため、「今なにが起きているの？」となっている人も多いはずです。

「週刊気になるVRChat」では、筆者が個人的に注目したVRChatのトピックを一週間単位でピックアップ。話題になった「VRChatのいま」を、ざっくりとお伝えいたします！

1.Android版がβテストに移行。誰でも遊べるように！
2.「Unity2022」対応SDKが登場！
3.耐久試験を”乗って”体験！？「G-SHOCK THE RIDE」公開！
4.MyDearestとホビージャパンがコラボ！「月刊ホビージャパン」や「アルト・マキア」がお目見え

Android版がβテストに移行。誰でも遊べるように！

VRChat Beta is now available on Android for all #VRChat players!

NO VRChat Plus subscription required! pic.twitter.com/U5fZ6OjTcR

— VRChat (@VRChat) December 8, 2023

今年8月に発表された、Android版「VRChat」。これまではαテストとして、有料プラン「VRChat Plus」ユーザーだけが体験できましたが、ついにβテストへ移行し、誰でも体験できるようになりました！当然、ダウンロードも基本プレイも無料です。

デベロッパーアップデートによれば、Androidユーザーのネームプレートには「Android」と付記されるそうです。デスクトップモードと見分ける材料になるので、特に初心者案内をする人はおぼえておくとよいでしょう。

AndroidからVRChatへ訪れることができるようになり、VRChatの人口比率にもなにかしらの変化が訪れるかもしれません。イベント続きにもなる12月のVRChat、はたしてどんな姿になっていくでしょうか……？

「Unity2022」対応SDKが登場！

そしてにわかに、VRChatに「Unity2022」の季節が訪れました。SDKおよび「VRChat Creator Companion（VCC）」がアップデートされ、「Unity2022」へと対応されました。

（公式移行ドキュメントより引用）

VCCでは早速、「Unity2022」へのアップデートを促すために、一覧にUnityバージョンが表記されるようになりました。「Unity2022」のダウンロードもここから行えます。

ただし、リリースされたてということもあり、まだまだ動作などが不安定という報告もチラホラ見られます。アップデートを試みる場合は、必ずプロジェクトのバックアップをとってからにしましょう。壊れてからでは遅いですよ！

「Unity2022」への公式移行ドキュメントはこちら。
https://creators.vrchat.com/sdk/upgrade/unity-2022/

耐久試験を”乗って”体験！？「G-SHOCK THE RIDE」公開！

バーチャルショップをVRChatにオープンした「G-SHOCK」から、第2弾ワールド「G-SHOCK THE RIDE」が公開されました！

今回はライドアトラクション。スポーン地点はなんの変哲もない研究室のような場所。机の上に置かれた「G-SHOCK」の文字盤に触れると……

小さくなって「G-SHOCK」の上の座席へ！これに乗って、「G-SHOCK」に対して実際に行われている耐久試験をモデルにした「未来の耐久試験」を体験できる、というコンテンツです。

耐水試験ではクジラが泳ぐ海中を、耐衝撃試験では岩が転がり落ちる山岳を、研究員さんの軽妙なガイドとともに進んでいきます。内容はかなりアグレッシブで、気分はまさにテーマパークのアトラクションそのもの。果たして最後はどんな試験が待ち受けるのか……ぜひその目で確かめてみてください！

「G-SHOCK THE RIDE」へのアクセスはこちら（Quest対応）。
https://vrchat.com/home/world/wrld_6642e15f-97b3-40e6-ba62-ee7dad48ded4

MyDearestとホビージャパンがコラボ！「月刊ホビージャパン」や「アルト・マキア」がお目見え

「VRアジト」を軸に、様々な企画を展開しているVRゲーム企業のMyDearest。直近はいろんな企業とも肩を組んでいますが、先日はあのホビージャパンとのコラボ企画を発表しました。

企画の内容は相互的なもの。まず、MyDearest公式ワールド「MyDearest Virtual Office」には、1年分の「月刊ホビージャパン」が展示されています。

表紙だけでなく裏表紙まで相当な高画質で、手に取った感触はまさに「マガジンラックから取り出した雑誌」。どうやら入稿データがそっくりそのまま活用されているようです。さすがに中身まで読むことはできませんが、1年分を並べると「ホビー業界の流れ」がなんとなくつかめてきます。「水星の魔女人気だったよな〜」なんて会話が弾みそうです。