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VRChat 2023.04.14

プラモデルや塗装の楽しみをVRでも! ホビージャパンの公式VRChatワールド「ホビージャパン駅前商店街」が公開

4月12日、VRChatにてホビージャパンの公式ワールド「ホビージャパン駅前商店街」が公開されました。ホビージャパンは、「月刊ホビージャパン」などのホビー誌をはじめ、プラモデル、ボードゲームなどさまざまな事業を手掛けている企業です。

今回公開されたワールドは、2000年代の商店街をイメージしたもの。ワールドにたどり着いて駅から降りると、書店やボードゲームスペース、イベントスペースなどが広がります。ワールド内にいるプレイヤーは駅のレトロな掲示板で表示されており、ノスタルジックな雰囲気を漂わせる仕上がりです。

子供のときにやった遊びがビッグスケールに!

プラモデルなどを取り扱うホビージャパンということで、ワールドには塗装体験ができるスペースが用意されています。スペース内には、塗装に関する道具や本が取り揃えてあります。

ホビージャパンのロゴが入った飛行船に、塗装に使うエアーブラシで塗料を吹きかけると白からオレンジへと色が変わります。

ところで、子供のころにプラモデルや人形などを手に持って遊んだことはありませんか。

ちょうど塗装スペースにも、街の模型があるので飛行船を手に持って遊んでみましょう。

模型に飛行船を浮かべると、目の前にも飛行船が現れるのです。実は模型の街は、ワールドの模型となっており、飛行船を浮かべると模型を再現するように飛行船が現れるギミックです。動きも連動して遊んでいるので、子供のころに遊んだ遊びがビッグスケールで体験できますよ。

ちなみに、飛行船と同じようにアバターの顔を入れたり、小物を入れたりすることもできます。面白い写真が撮れると思うので良ければチャレンジしてみてください。

VRでプラモデル体験?遊べるギミック盛りだくさん

ワールド内を歩いているとプラモデルのランナーが置いてあるスペースがあります。ニッパーを使って取り外してみると……

家が建ちました。まだ色が塗られていないので、ブラシを使って塗ってみると、色ごとに様々な店へと変わります。

隣にあるガチャを回して、出てきたシールを貼ってみましょう。例えばお魚屋さんシールは、魚を陳列したシールが出てきます。店内にある棚に実際のプラモデルにシールを貼るように置いてみましょう。結構ギリギリのサイズなので置くのが難しいです。

シールは、お店の内装に使えるものから、いたずらに使えそうな遊び心のあるものまであります。

実際に触ってみて、プラモデルにある「自分の手で作る楽しさ」をVRで体験できるようにした仕掛けだと感じられました。

最新ボードゲームも楽しめる!

ボードゲームカフェもワールド内にあります。中へ入ってみると、販売されているボードゲームがずらりと並んでいます。

商品は実際に手に取ることができ、商品情報も分かります。展示されているボードゲームは、随時入れ替えを予定しているとのことです。

2階へ上がると、ボードゲーム「エスペライゼーション」が体験できるスペースがあります。「エスペライゼーション」は、ホビージャパンから今後発売予定のボードゲームで、VRChatで遊べるのが最速になります。本来は4〜5時間ほどのプレイ時間が必要ですが、このワールドでは1時間程度で遊べる短縮版となっています。

4月26日(水)19時には、「エスペライゼーション」を一緒に遊んで楽しむ体験会も実施を予定しています。また、容量などの関係で「ホビージャパン駅前商店街」に置かれるかは分かりませんが、今後も遊べるボードゲームを増やしていきたいとのことでした。

今後はアバターや改変コンテストも展開!

オープン記念イベントで登場した、ホビージャパン代表取締役社長 松下大介さんによると、今回の「ホビージャパン駅前商店街」は、VRに詳しい社員が入ってきたことから始まったとのこと。そして採算度外視で作ってもらったと話していました。

今後の展開について話されていました。イラストレーターのniθさんデザインのオリジナルアバターの販売も予定しているとのこと。販売の際には、改変コンテストも予定しています。

ホビージャパンがプラモデルなどの「自分で作る楽しさ」を大事にしている会社ということもあり、ワールド内でも「自分で動かす楽しさ」を大切にしている印象でした。

VRChatでは、ボードゲームを楽しんでいる人もいます。今後ホビージャパンから、公式のボードゲームが楽しめるワールドがオープンするかと思うと目が離せません。

ワールドへのアクセスはこちらから(Meta Quest 2、またはPC接続型VRヘッドセット、高スペックPCが必要です)。

(参考)VRChatホビージャパンVR部公式Twitter


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