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必見!今週のおすすめVTuber 2020.03.22

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(3月14日~3月20日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

Postlude.F【出雲霞/にじさんじ】

出雲霞はAIとしての自らの生き様を配信で描き続けている劇場型配信のVTuber。鈴木勝卯月コウのOD組らを軸に広がる物語は視聴者をも巻き込み、数多くの事件を(リスナーと共に)生みました。
出雲霞は先日突然、声帯2.0として声がアップデートされました。視聴者からは「前のほうがよかった」「今のもかわいい」と賛否両論。「戻してほしい」という声も多数出ていました。その後声帯2.0での配信はしばらく続きます。

今回のPostlude.Fで、「人格」「心」の問題について問われます。「「声」だけで失望されるなら「人格」が「複製」の私は最初から出雲霞じゃなかったってこと?」
声帯アップデートから通常配信までひっくるめて、物語の伏線に。視聴者からあがった賛否両論が、物語にそのまま組み込まれてしまっている。「前のほうがよかった」と言った人は、この回を見ることで物語の登場人物として組み込まれてしまいました。以前も視聴者の選択が、今の出雲霞の命運を左右したことがあります。リスナーは観客ではなく、参加者です。
この大掛かりな劇場型配信は、今後また「夕やスミ」として再開しそう。複数人の人生が日常生活まで含めて絡み合っている状態なので、話は非常に複雑ですが、「バーチャルでしかできないことをやってる配信」の緊張感をぜひここからでも味わってほしいです。

#25【フルート比較動画】バーチャルとリアルの指の動きを比較してみた(命ばっかり)

バーチャルフルーティストのLazは、Live2D動画でフルートの曲をアップしています。今回は実際のフルートの演奏の実写と、再現した手付きを比較した動画を見せてくれました。

フルート愛が伝わる指使いアニメーション。どういう仕組で動かしているのかまではわかりませんが、音に合わせてぴったり演奏を再現するのはものすごく難しい技術。指とピストンの繊細な動きをじっくり見ることができます。

実際の演奏動画はこちら。首の振り方といい、フルート特化の動きを極め続けているVTuberです。

2020/3/16

黒井しばは、完全に柴犬型というにじさんじでは極めて珍しい存在。だからこそ、人間ではなくしばにしか見えない世界があります。普段は「もやしばラジオ」など聡明な犬として愛されていますが、3月半ばから意味深な過去の物語が語られ始めています。

19縺ェ縺ェ縺/2/12
19縺ェ縺ェ縺/2/20
19縺ェ縺ェ縺/2/25
19縺ェ縺ェ縺/3/2

文字化けとノイズが気になる日記シリーズがスタート。こちらになってからは、しば本人の発言は出てきません。話を聴いている感じだと、平成令和の話ではなさそう。いつの時代の話かは、出てくる単語から読み取れそうですが…。そもそも誰の手記なんだろう?
今の所は謎というより、犬のしばが出会ったタイムカプセルのお話、といった様相。このシリーズがどう続くのか、どうしばに関わってくるのか、とても気になる内容。黒井しば自体、配信やマイクラなどで凝った仕掛けをするライバーなだけに、何かありそう。様々な考察がすでにあがっていますので、そちらも合わせて見ると楽しいです。

死刑囚の最期みたいな動画が多すぎるのでランキングにした【5選】

タイトルにあるように、YouTubeをはじめとした動画サイトで「死刑囚の最期」うんぬんをネタにした動画が多くアップされています。これを懲役太郎が、経験した事実と照らし合わせながら、5つの動画を話題にとりあげています。
この手の動画の有名所ヒューマンバグ大学のネタを始め、これは明らかにありえない、これはきっちりした情報、というのをズバズバ。元刑務官が事実を語る動画もPICK UPしています。
この動画の真価は、YouTuberやマスコミが死刑囚ネタの動画を作る時に、現実と地続きであることを考える必要性を突きつけているところ。エンタメとしての物語づくりだから基本は好き勝手やっていいものの、死刑囚だからといって興味本位で好き勝手扱っていいわけではない、という彼の言葉は非常に重い。なんせ、ネタにされている人間と彼は直接会って話しているのだから。様々な資料や体験を元に、自由にのびのび犯罪について語れるようバーチャルの姿をまとっているのが、懲役太郎のスタイルです。

2011.04.**

誕生日イベントが中止になったり、それでも新曲と新3Dを披露したり、ファンが全力で応援したりと、熱い日々が続いている名取さな。最近はかつてからの念願の、八重沢なとりとのコラボも行われました
明るい彼女の日々を見ているからこそ、実は彼女には見えない裏の部分がある、というのを忘れがち。これはかなり前からチラ見えしている要素で、今回久しぶりに出てきたことで寝耳に水だったファンも多かったようです。
日付はデビューよりもはるか前。サナトリウム(?)に、体を壊して入ったらしい人物の声。これが何を意味するかは、受け取った人の想像次第。

こちらは2018年10月。彼女の裏については、真剣に考えすぎるよりは、頭の片隅に置くくらいの感覚で普段のわちゃわちゃを楽しむと、ちょうどいいかも。

セッ〇スしないと出られない部屋の管理人になってしまった!【声劇】【#にじックス】

https://www.youtube.com/watch?v=TtU6x17xzIc

遠北千南のチャンネルで行われたとんでもないタイトルの声劇。これは緑仙が以前「存在しないアニメの声優オーディション」を開催した時に、遠北千南の発案が面白かったことから、多くの人を巻き込んで作品化したもの。

轟京子(絵も)、社築鈴木勝飛鳥ひななどの主要キャストの他、白雪巴健屋花那がこの部屋に入ってくる、センシティブ極まる展開も。公式ライバーによる自分たちの二次創作、フルスロットルです。
遠北千南は後日、にじさんじ卒業を控えています。怖いものなしで突っ走るような思い切りが産んだエンターテイメント。主役である彼女の演技のうまさ、ノリノリな様子、必聴です。とっても「にじさんじ」(というか元SEEDs)な、挑戦的な内容でした。

【#Vのから騒ぎ】新人Vtuber編 / 馬犬/フレン・E・ルスタリオ/白雪巴/白雪みしろ/風見くく/柚原いづみ【因幡はねる / あにまーれ】

あにまーれに新人VTuberの風見くく柚原いづみが加入しました。そこで因幡はねるが行ったのは、新人VTuberを集めたテーマ座談会。白雪みしろフレン・E・ルスタリオ白雪巴、そして最古の新人馬犬がずらりと登場。「VTuber」という特殊な趣味・仕事についてのアタフタを語り合います。

VTuberファン界隈が他の世間一般と少し違うことも感じさせられる内容なので、登場しているVTuberを知らない人にも是非見ていただきたい内容。
また「VTuber活動のモチベーション維持のコツ」などは、先輩VTuberがかなり真面目に答えています。「家賃」を聞いたら答えてくれる先輩たちもいて興味深い。
馬犬は元ニコニコ動画投稿者のレジェンド。なのでネット歴は長いけれども、VTuberの世界は知らないことだらけ。彼のフラットな発言が、この会を偏りのないエンタメにする軸となっています。

花譜 #54 「糸-Virtual Reality-」

花譜のデビュー初期の名曲「糸」が、VRで帰ってきた! スマホVRやVR機器で見ると、あの広陵とした空間の中で歌う花譜が目の前に現れてくれます。
VRでの旧作のリバイバルは今までなかったのでびっくり。是非他のMVでもやってほしいですし、VRライブで出演した彼女の姿も可能であればパッケージで売って欲しいところです。

Doki Doki Literature Club but in VR360【Your Reality Cover】

VTuberファンなら一度は聞いたことがあるであろう(みんなやってるから)「ドキドキ文芸部」の歌「Your Reality」を夏実萌恵がVR動画上で歌いました。ありそうで意外となかった曲チョイス。
舞台になっているのは、この作品でも特に象徴的な、モニカと向き合って話している教室。プレイした人なら、VRでこの動画を見ると、色々感じるところがあるかも。夏実萌恵がカメラの周りを行ったり来たりぐるぐる回ったりするので、それにあわせて音も移動しており、いい具合に酔います。なのでVR+ヘッドフォン推奨。

MASAKA – ラブリイ [Official Video]

赤坂まさかがデザインとモデルを一新、新規3Dで活動を開始しました。今までは「あそ部プロジェクト」や「CRY-SYS」などのストーリー動画も制作していた彼女、今はバーチャルシンガーソングライターとなり、オリジナルソングやカバー曲動画を披露し続けています。

今回は彼女のオリジナルソングとしては4曲目。スピード感のあるメロディにキュートな感情の歌詞を詰め込んだ作品で、赤坂まさかのかわいくてスタイリッシュな新衣装にぴったり。曲と映像ともにアイドル色・アーティスト色もぐっと強くなりました。
赤坂まさかがすごいのは、どんなものでもチャレンジし、作品として作り続け、完結までしているところ。今回も演奏、MIX、動画編集など全て自身で行っています。公式HPにいくと、このチャンネル以外にも凄まじいジャンル幅で活動をしているのを見ることが出来ます。

BiiRTHDAY / かしこまり (Official Music Video)

シンガーソングライターとして、作詞作曲の才能が開花しているかしこまり。今回の曲は朗らかでエモーショナル。「誕生日」をテーマに、人と人とのつながりに思いを馳せる内容になっています。曲はミニアルバムですでに配信開始済みです

華やかさを感じさせる雰囲気の中に、ちょっとだけ侘びの感覚を混ぜることで、地に足の着いた感情を感じさせてくれるのが、かしこまりソングの特徴。今回も動画は派手に見えますが、色はシックで画面に落ち着きがあります。その一方で過去のあらゆるかしこまりが映されるシーンは色味が非常に明るい。まるで今までの経験を積んできたことで、一歩大人のかしこまりとして生まれ変わったかのよう。
2月に2周年を迎えたかしこまり。VTuberが広がり始めた2018年初期から飲酒配信、2人でのかけあい、選択分岐式動画など新しいジャンルに挑戦し続け、成人だからできる動画・配信・ライブを今まで見せ続けてきてくれた彼女。ミュージシャンとして、VTuberとして、自分の思いを大切にしながら、さらに踏み出そうとする彼女の強さが、この動画からも感じられます。

【オリジナル曲】ラストダンスは求めないで/花奏かのん

花奏かのんのオリジナル新曲は、ノリの良い疾走感のあるダンスチューン。ハイハットの音と、駆け上がるようなピアノのメロディがテンションをあげてくれます。部屋の中に置かれたペーパークラフトの東京駅と、実写の東京駅の対比が印象的。ストーリー性が強い映像なので是非最後の最後まで見てほしい。

作詞作曲編曲、そしてギターとベースと動画撮影編集と全て自分でこなしている、才能あふれる一作。特に彼女は普段からベースをメインに活動をしているVTuber。音の入りから楽しそうに踊り続けるベースラインが、とても耳に残ります。

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