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必見!今週のおすすめVTuber 2019.10.06

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(9月28日~10月4日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

【にじさんじNEWS】可愛すぎると問題の新人に突撃インタビュー?!#にじレジ【にじさんじ/椎名唯華】

(9月29日)

椎名唯華花畑チャイカがはじめたのは「にじさんじNEWS」。にじさんじで起きた様々な事件を紹介。実際の配信部分を切り出しながら解説しています。といってもこの2人です、ニュースというよりは9割9分わるふざけ。こんなドタバタな日常が続いているのが、にじさんじ。

この映像、配信ではなく動画形式。普段は配信メインで活動している2人ですが、最近は椎名唯華が動画編集者を公募して、短編動画をあれこれアップしはじめています。
時間表示の横の小ネタや、テロップ芸など、編集することでネタの濃度が跳ね上がっている。それでいて椎名唯華と花畑チャイカの、ライブ配信時のようなノリのいいトークの味がそのままに生きている。にじさんじファンには笑えるネタが多数含まれているので、何度でも楽しめる内容です。

【心霊】VTuberが、女1人で心霊スポットに行ってきました。

(10月1日)

ぽんぽこが珍しく1人で撮影したのは、心霊スポット巡り動画。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようなモキュメンタリー形式になっており、ぽんぽこの落ち着かなさがそのまま映像になっている作品。
もっともぽんぽこの動画です、当然オチはあります。ただこういう動画をサクッと撮れるフットワークの軽さが、ぽんぽこの強みです。

こんどは渋谷で、期間限定ショップを開くとのこと。名取さなおめがシスターズとのコラボレーションです。イラストはスーパー女児クリエイターのさえきやひろ

ロボットにコーヒーを淹れてもらいました!

(10月1日)

Ami Yamatoが日本初のロボット・バリスタの店を訪問し、動画にまとめています。普段は海外で撮影しているのですが、現在日本に帰国しているとのこと。

AmiYamatoは、実写との組み合わせで動かされているバーチャルなビデオブロガーで、VTuberの仕組みを使った始祖の1人。2011年から活動しています。実写の中に入っても全く違和感がない技術は、今もトップレベル。
自撮り形式で、ビデオブログをやっている、というスタイルもしっかり続いています。最近VTuberを知った人にも、是非見てほしい存在です。

【解説】消費税10%!許さん!軽減税率の穴を突きたい!

(9月30日)

知的吸血鬼の赤月ゆにが今回解説するのは、みんなが気になる消費税10%増税の話。なんでもかんでも10%になるわけではなく、軽減税率で8%据え置きなのがある、ここの穴を突きたい……という思考実験が目的。

軽減税率の話は、線引きがものすごくややこしい。それを具体例をあげてしっかり解説しているため、今の消費税の現状がわからないという人には文句なしにおすすめできる動画。
家庭で食べる食品は軽減税率の対象。つまり赤月ゆにグッズを食べれば8%で済むはず。みんな食べよう。

【視聴者ドッキリ】配信中に本人登場で号泣!?

(10月3日)

ミライアカリが行ったのは、ファンが配信中、コメント欄に現れたらどうなるのか、というドッキリ実験。
とはいえ、ファンとしては「ミライアカリが来てくれた」なんて幸福の極みでしか無いわけで。見ていてニヤけてしまう、幸福なドッキリになっています。

以前はエイレーンや織田信姫が同じように、配信者への凸を行い、驚かせていました。
今配信を頑張っている人たちにとって、先を走るVTuberは憧れの存在。出会った人は、これからも配信を続けよう、という大きな原動力になりそうです。このようなドッキリはみんなが楽しめるものなので、たまーにでいいのでまたやってほしいところ。

【VR】セクハラ体験してみたら想像以上に◯◯だった!

(10月1日)

キズナアイは今回、ハラスメント教育の教材をVR体験しています。かなりきつめの内容になっているので(VR映像の内容が)、そういうのが苦手な人は閲覧注意。雰囲気は最初の10秒くらいで判断できると思います。

VRを用いたハラスメント教育 | NTTラーニングシステムズ株式会社

お手軽に手に入るものではなく、教育用のものらしいので、普段はあんまり見る機会がないかも。こういうVRを使った教育方法もあるのだ、というのを知るだけでも役に立つと思います。
にしても内容がきっつい。キズナアイの紹介やツッコミがあるから見やすい、というさじ加減。1人VRで見たら、生々しくて胃が痛くなりそう。

【舞鶴よかと】舞鶴よかと、再始動!【福岡】

(10月2日)

舞鶴よかとは、先日乗っ取りの被害にあってしまいました。100以上のかなりの本数の動画があっただけに痛手、その上乗っ取り者が違法動画をバンバンアップしている有様。彼女は別のチャンネルを作り、対策室を設置。かなりの量の署名も入手して、戦っている最中です。

ただ、メンタル的にも金銭的にもつらすぎる。一旦リセットをかけた状態で、サブチャンネルでの活動再開をはじまりました。
今後も取り戻すための訴えはしつつも、前に進むため動画投稿は再開する模様。収入がバッサリゼロになってしまったため、pixivFANBOXも設置。多くの人の支援が必要です、興味のある方は動画を是非御覧ください。

【生放送】高い城のアムフォの地下迷宮案件

(9月30日)

高い城のアムフォは実写人形劇型VTuber。普段は動画なのですが、今回は生放送。アムフォが穴に落ちて、地下を歩き回るストーリー形式になっています。そのアムフォを導くのは、視聴者です。

画面に選択肢が表示され、コメントでみんなが選ぶ分岐式です。選択によってリアルタイムでアムフォの進行方向が変わりますから、当然映像の様子も変化していきます。
地図も選択肢によって変化。序盤にはオープニングアニメが入り、今回のためのロゴも制作。ものすごく凝った生配信作品になっています。時間はそんなに長くない配信なので、是非ストーリーと技術を見てみてください。

のらきゃっと流!VRデートの魅せ方!

(9月29日)

ガチ恋カワイイムーブの鬼才、みんなのファム・ファタールのらきゃっとの配信は、VRデート撮影術の解説。のらきゃっとは普段からデート風動画をVRChatを利用して撮影していますが、そのリアル感、一緒に歩んでいる感は評価が高いです。これにはかなりきちんとしたテクニックが計算して考えられています。今回は惜しげもなくその手法の数々を紹介しています。

たとえば視聴者とVR空間を走って移動する際、どうしても見づらくなってしまいがち。ここでのらきゃっとは「手を差し出す」。こうすると一緒に手をつないで走っているかのように、視聴者は脳内補完させられます。実はこれ、3D酔い対策でもある。中心にいるのらきゃっとが注視点になるため、視点が散らず酔いづらい。
その他VR機器のケーブルの注意点など、かなりメタ的な話も多数。これからやってみたい人はもちろん、VRで演じる、いわば人形浄瑠璃的な技術を知ることができます。

収益化とチャンネル削除と怖い話の話

(9月29日)

ニコニコの伝説の英雄が、VTuber化して大いに話題になった馬犬。現在すでに20万登録を達成するほど注目を集めています。過去にハイポーション動画でエンターテイナー精神を披露していただけあって、今のVTuber活動動画も自由気まま、かつ凝っている。
今回は収益化について右往左往する様子が見られます。YouTubeはニコニコと勝手が違うので困惑。
問題は、「チャンネルを消すか」と思いついちゃってから。6桁台の登録者数のチャンネルを手放すなんて絶対ありえない話ですが、「面白いかもしれない」という雑な思考で本当に消しかけることに。
ここからの展開が馬犬氏の本領発揮です。たまたま釣れた歌衣メイカを巻き込んでとんでもない展開に。

プロレスというには規模と責任がでかすぎる。このハラハラ感を弄ぶメンタルの強さ、歴戦の勇者感あります。
歌衣メイカの反応がまた、とても「らしい」ものになっているので、こちらもぜひ。

【質問コーナー】富士の樹海から質問募集します!【おうまゆうvtuber】

(10月4日)

おうまゆうが、視聴者からの質問を受け付けはじめました。……と書くと至って普通なのですが、彼女なぜか富士の樹海に潜り、木々茂る中から動画撮影しています。妖怪の集まりで富士山に集まったからだそうです。

朗らかな映像になってはいません。背景があまりにも禍々しすぎる。妖怪のブラックな部分がチラ見え。

かわいい見た目と声を持ちつつ、不思議なベクトルに進む凝った演出、時折入る珍妙な映像が魅力のおうまゆう。普段の企画配信ならまだしも、質問集めるだけの動画でここまで気合を入れてくるのはちょっとすごい。とても短い動画なので、是非。

【でんきのほぼ日刊ご挨拶】「身内ノリ」と「面白さ」を考える

(9月29日)

あらゆる事象や言葉を噛み砕いて整理し、ユニークな論述で組み立てるVTuberでんき。新作は、「身内ノリ」についての話。インテリジェントさ漂う引用を用いつつ、わかりやすく解説していきます。

でんきの動画は弁論が批評性を持ちつつも、通してみるとコメディになっており、なんらかのオチにつながっていくのが魅力の、エンターテイメント。
今回はさらに、しれっと「身内ノリ」を突っ込んで、外向けのトークに見えてよく聞くと内輪ウケ狙いなところがある、というメタ構造を盛り込んでいる。非常に凝った論述になっています。
今回の問題は特に、YouTuber、VTuberがなぜ人気なのかのポイントのひとつでもあるので、マジメな論としても聴くことができます。

【ダンベル何キロ持てる? OP】お願いマッスル/紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい)&街雄鳴造(CV:石川界人)【歌ってみた】【ジェムカン】

(9月28日)

水科葵赤羽ユキノが歌ったのは、今VTuber界隈で大人気の「お願いマッスル」。赤羽ユキノが元気いっぱいがっちりスタイル、掛け声パートの威勢の良さは完璧。対して水科葵は繊細タイプの歌声なので、主旋律は「これから鍛えます」感が半端じゃない。

なぜここまで作り込んだ、とツッコミたくなる動画のこだわり。ダンベルをすいすい持てそうな赤羽ユキノに対して、か細くて重いもの持てなさそうな水科葵のちんまりした感じのギャップが目立ちます。2人のコントラストがかわいらしい、ほっこりMVです。

ギミギミック/RADWIMPS ベース弾いて歌ってみた【花奏かのん】

(9月29日)

最近ブイアパ加入を発表した、バーチャルベーシスト花奏かのん。彼女は「バーチャルでベースを弾きたい!」という強い思いを持っており、日々身体がバージョンアップを続けています。そして今回、ベース演奏MVが披露されました。

序盤のベース速弾き、ツーフィンガーとスラップ奏法の両方の再現度のこだわりは、執念すら感じます。ベースならではの大きな弦の震えが、しっかり表現されていました。
途中からアイドルシンガーな花奏かのんも登場。柔らかいしっかりした歌声を堪能できます。
まだまだバーチャルでの演奏でやりたいことは多いようなので、さらなる進歩に期待です。

【デレマスカバー】楽園/シスター・クレア【すべての方に愛をこめて】

(10月4日)

シスター・クレアが誕生日に披露したのは、「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」の関裕美の曲「楽園」のカバー。夢を叶えるため歩む自分と、それを見守ってくれるあなたがいる、という内容の歌詞は、シスター・クレアのこれまでの歩みそのもの。ファンとの交流を大切にする彼女らしく、MVの中ではファンアートが沢山登場します。

今回の動画、バックの音楽組の力の入り具合は見どころ。ギター、ベース、ピアノ、バイオリン、ビオラが演奏隊として参加しています。ここまで演奏者が集まる歌動画はかなり珍しい。ファンとシスター・クレア、みんなで歩んできた思い出が詰まった作品です。

【歌ってみた】ぼくも傘がない/ぼっちぼろまる – covered by 獅子神レオナ

(10月4日)

獅子神レオナぼっちぼろまるのオリジナルソングをカバー。原曲はこちら。
ぼっちぼろまるの曲ははっきりした発音の単語を用いられ、エモーショナルに歌い上げる強さを持っているのが印象的。獅子神レオナはパンチの効いたパワフル型シンガー。ぐっと踏み込むような歌い方が、ぼっちぼろまるソングに見事にはまりました。
ちょっとおどけるようなパートも、Cメロの高音部分も、獅子神レオナのパワーで魅力倍増。あまりにも曲調と歌声がマッチした組み合わせなので、個人的願望ですが、ぼっちぼろまる氏作曲の獅子神レオナオリジナルソングが聴きたい……!

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