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VTuber 2020.01.18

【VTuber音楽特集】オリジナル楽曲20選まとめて紹介その9

このまとめはVTuberのオリジナル曲を集めたものです。一般的なアーティストとはちがい、キャラクターソング的な雰囲気の曲が多く、MVではリアルアーティストにはできないような表現も見られます。どれも魅力的な曲ばかりですが、VTuberの数が増え続けるのと比例してオリジナル曲も増加。全体を把握するのは難しくなっているのが現状でしょう。

だからこそこの連載を通して、読者により多くの楽曲を知ってくれるとうれしいです。きっとあなた好みの曲が見つかるはずだから。それでは今回の20名を見ていきましょう!

※この記事は「VTuber オリジナル楽曲まとめ⑨」を元に再構成しています。

目次

1. 燦鳥ノム
2. 七草くりむ
3. 小針ぬい
4. ディープブリザード
5. マリー・アンドロイド
6. 空色せいら
7. ウルハ
8. 心音るな
9. iカレタ
10. 咲耶
11. 陽向ここみ
12. 魔人ゲラ
13. 星野光&水月せな
14. 神咲桜
15. たきゅーと
16. 卯月コウ
17. 花山院薔薇
18. GALDE’rLa(旧「吉七味。」)
19. 鈴鹿詩子
20. 千条アリア

1.燦鳥ノム

デビュー当時から「あの飲料メーカーのサントリーから?!」と注目を浴び、「ドラマツルギー」などの歌ってみたはファンを驚嘆させました。その歌唱の技術は「IMAGINATION vol.1」にも収録されるほどの実力です。「Life is tasty!」はカゲロウプロジェクトで有名なじんさんによるもの。2曲目の「君にルムウム」はけいおん!!の「GO! GO! MANIAC」などを作曲されたTom-H@ckさんによるもので、どちらも晴れ晴れとした爽やかな楽曲に仕上がっています。

2.七草くりむ

作曲家としての活動は幅広く、上記の楽曲のような力強いポエトリーをこなしたかと思えば(アルテマ音楽祭verもおすすめ)、かわいらしいサンプリングミュージックも発表しており、次はどんなジャンルの音楽を生み出すのか楽しみです!(疑似バイノーラルのようなアプローチもユニークです)またBGM素材も配布。Twitterでは「ぱすたきゃっと」が話題となりました。以前紹介した戸越ぷらむさんの曲を作ったのも、くりむさんです。他にも多くの提供楽曲あるので、気になる方は調べてみてください!

3.小針ぬい

バーチャルお針子のぬいさん。個人勢でひっそりと活動しているのですが、儚げでいて、力強い意志を感じる歌声の持ち主だと感じます。作曲は先に紹介した七草くりむさん、編曲は雪永さくらさん。バッグチャームをハンドメイドで作る動画をあげるなど小物づくりもお好きなようです。動画はマイペースで投稿されていますが、Twitterは動いていますので、気になる方はそちらをどうぞ。

4.ディープブリザード

イラストレーターとして有名なディープブリザード、もとい深雪さん。デジタルイラストの描き方講座では、わかりやすく&楽しく解説してくれます。話し方と字幕のギャップのかわいらしさが特徴です。そんな彼の歌動画が上記のものです。作曲は引き続き七草くりむさん。エイプリルフール企画として特別に歌われたものなので今後は分かりませんが、次も密かに期待しています。

5.マリー・アンドロイド

マリー・アンドロイドさんの動画シリーズはちょっとホラーチックで、独特な雰囲気。細部までこだわって作られており、ストーリーに人気が集まっています。動画投稿の合間に「好き好きマリーちゃん」や「Noah. 君のカタチを紡ぐ」といったオリジナルソングも投稿。C97では「マリーちゃんズバンド!」という音楽CDを発売し、今までの楽曲のカバーや新曲が披露されました! 現在は各種配信サービスでも視聴できます。ところで貴方は、マリーちゃんすこ?

6.空色せいら

はたしてこれは歌なのか、ある種の電子ドラッグなのか、私には分かりません。ただ、確実に言えるのは、惹きつけるような迫力があるということ。好みは分かれるかもしれませんが、レトロチックな映像コンテンツが好きな人はきっとハマるはず。また「スオムス」や「OPPOSITE」といったLo-fi HipHop系の落ち着く曲もいくつか投稿しています。

7.ウルハ

初のオリジナルソングでありながら、MIXまでしっかりこだわっています。音作りもキラキラしていて、透き通るような声と相性も良いです。サビの段々とあがっていくメロディが胸を高鳴らせますね。公式HPで購入可能で、各種配信サービスでも視聴できます。「サリシノハラ」の歌ってみたもあるので、歌声が気に入った方はこちらもおすすめです。

8.心音るな

以前紹介した「くもの上ユメミ」のプロデューサーの曲です。プロデューサーの立場から彼女を見守っている気持ちが歌われているように感じます。Vtuber活動は本人だけの頑張りでは上手くいかないことも。普段表には出ずとも、陰から支えているプロデューサーがいるから成り立っています。そういった部分が歌という形でひっそりとうかがえるのも、Vtuber文化だからこそかもしれません。

9.iカレタ

わずか1分34秒、この淡泊なようで力強い楽曲を味わっていただければと思います。MVも丁寧に作り込まれているので、一度通しで聴いたあとに、ところどころで一時停止して視聴してみてください。また「謀略あてどなし」という楽曲も要チェック。チャンネルを見るとボカロ曲もりますが、宇田もずくさんソロ活動・鯖井テトラポットとのユニットで「通信衛星」・他のメンバーと一緒にバンドで「iカレタ」というように区別されているようです。

10.咲耶

バーチャル音楽家として活動しています。実力は非常に高く「きみのなまえ」ではピアノメインの曲にオペラのような歌声をのせています。こういった表現はさりげないようで、難易度が高いものです。また難解なバロック音楽についてもゆるーく解説してくれています。自己紹介には「ついでに声楽家である」とありますが、「ついで」で済ましていいレベルではないと思います。

11.陽向ここみ

作詞作曲はこの記事シリーズでも何度も取り上げている難波研さんですね。ちょっとロリ声よりのかわいい系ボイスの持ち主によるおやすみ曲です。寝る前に聴いて安眠確定ですね。
惑星ループ」などのポップなのもいいですが、「AIAIAI」みたいなのも可愛くてオススメです!また、最近3D化も果たしもっと可愛くなってゲーム実況やASMRなど様々な活動をしているので、要チェックです。

12.魔人ゲラ

https://www.youtube.com/watch?v=DEpBlaZoGG4&t;

リズム良く、一緒に歌いたくなるようなタイプの曲です。しかし、歌詞には食に関する重要なメッセージが込められており、「ご飯ちゃんと食べよう」という気にさせてくれます。気になった方はストーリーシリーズもチェック。テンポの良い短めな動画で、クスッとできる内容となっています。

13.星野光&水月せな

一周年記念に合わせて公開された曲で、聴くだけでハッピーになれそう。これまでの活動への思いの詰まってることも感じさせ、胸があつくなりますね。MVのセンスも抜群です。星野光さんのソロ曲「LOVE SUMMER DAY!!」もおすすめですし、水月せなさん「ヒビカセ」の歌ってみたも聴き応えがあります。2人は姉妹ですが、どっちが姉か気になる方は彼女たちの動画を観てみましょう。

14.神咲桜

https://www.youtube.com/watch?v=qpDcUoxAFT8

悪魔と天使のハーフ「神の桜が咲く」と書いて神咲桜(かんざきさくら)さんです。この曲は「光桜(こお)シリーズ」のひとつで、第2弾の「光桜~祈り~」も投稿されています。第1弾はテンポのいいポップなナンバーですが、第2弾の方は綺麗でまったり。両方とも作詞を本人が担当されているから驚きです。他の歌ってみたやゲーム実況など様々な活動を展開されています。

15.たきゅーと

https://www.youtube.com/watch?v=Q5Y2STY0BZE

どう見てもふざけているのに、クオリティが高くて笑いがとまりません! 騙されたと思って聴いてほしい曲です。たきゅーとさんは「おっぱい ちんちんの歌」のような、頭に小学生がいるのではないかとツッコミたくなるような曲を作られていますが、「軽トラ横転に物申す!(´ω`)」や「のっぴきならないパリピのパーティー」など、どれもリズムが心地よいのが特徴。「シオカラ節 よっちゃんの酢漬けイカ Remix」のようなリミックス楽曲を手掛けたこともあります。

16.卯月コウ

もともとは、ぼっちぼろまるさんが卯月コウさんに楽曲提供されていた動画でしたが、現在楽曲は非公開になっているため、ぼろまるさんによるセルフカバーバージョンを紹介させていただきます。現在、卯月コウさんの歌声で聴くことは叶いませんが「普段の雰囲気とは違う、本気出したときのかっこよさ」が感じられました。歌詞も卯月コウさんとぼろまるさんが共同して書かれたもので、彼らしさが随所に残されています。改めて歌詞を読み直しながら、そこに込められた想いを辿るのも一興ではないでしょうか。

17.花山院薔薇

“バーチャルクソガキ脳汁たれ流しお腐れギャルお姉さん”とTwitterで自称している、かざんいんろおずさんです。普段は雑談が多く、歌うことははまれですが、声は可愛らしく綺麗。この曲は作詞作曲MIXすべてをShickeさんが担当していますが、「イルミネイトハニー」はろおずさんが作詞しています。「撥条少女時計」では歌だけでなくmixにも挑戦しており、そのポテンシャルの高さには驚かされます。

18.GALDE’rLa(旧「吉七味。」)

「しちみ」ではなく「ななみ」さんです。SHOWROOMで行われたオーディションを勝ち抜き「賢者の孫」というアニメのエンディングテーマ「圧倒的 Vivid Days」を歌い上げました。カップリング曲である「Heart×Nexus」も合わせて視聴してほしい一曲です。2020年1月7日に名義変更を行い「GALDE’rLa(がるれるら)」と名乗られるようになりました。youtubeチャンネルも一新し「Make me complete」が投稿されています。確かな歌唱力の持ち主なので、今後の動きに注目ですね。

19.鈴鹿詩子

にじさんじの「うたのおねえさん」であり、ショタコン・BLなど様々な性癖を暴露してきた詩子さんが、遂にオリジナル楽曲を発表。各種配信サービスでフル版を視聴できます。「性癖歪んだ私だけど愛してくれますか?」という歌詞が、とてもキュートです。中盤のワブルベースの歪みは性癖の歪みの比喩か分かりませんが、クラブ受けもよさそうな楽曲です。

20.千条アリア

「これはエルフの国からの旅立ちの物語…」とのことですが、世界観、歌声の美しさには思わず息をのみます。エルセとさめのぽきさんと一緒に歌った「secret base ~君がくれたもの~」もオススメです。各種配信サービスで販売しているのは上記のアリエッタだけですが、「Start the Journey」というオリジナル楽曲+音声作品のアルバムには、かわいらしい曲が充実しています。

執筆:ひかげつきみ
参照記事:VTuber オリジナル楽曲まとめ⑨


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