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VTuber 2019.12.07

【VTuber音楽特集】オリジナル楽曲20選まとめて紹介その7

このまとめはVTuberのオリジナル曲を集めたものです。一般的なアーティストとはちがい、キャラクターソング的な雰囲気の曲が多く、MVではリアルアーティストにはできないような表現も見られます。どれも魅力的な曲ばかりですが、VTuberの数が増え続けるのと比例してオリジナル曲も増加。全体を把握するのは難しくなっているのが現状でしょう。

だからこそこの連載を通して、読者により多くの楽曲を知ってくれるとうれしいです。きっとあなた好みの曲が見つかるはずだから。それでは今回の20名を見ていきましょう!

※この記事は「VTuber オリジナル楽曲まとめ⑦」を元に再構成しています。

目次

1. 水鏡いるか
2. 花鋏キョウ
3. 葵桜玖耶
4. 水瓶ミア
5. くもの上ユメミ
6. ジェイブ
7. るるな
8. ちゃらんぽらん隊
9. 夢追翔
10. 月城勇樹
11. せんのいのり
12. フレア・スカーレット
13. 東雲譲
14. Re:A projecT
15. ハッパのおっさん
16. ひま食堂
17. 黒乃くれは
18. Ichi Tasuniwa
19. ころね ぽち
20. テンカハジメ

1.水鏡いるか

「Medly」というアプリで作曲されている方で、これが2曲目です(1曲目は「ロベリア」という曲です)。歌詞のないインスト曲ではありますが、メロディアスな曲調なのですごく聴きごたえがあります。時折作曲配信を行い、どのように作っているかをみせてくれます。音楽だけでなく、MMDでMVを作って公開しています。イラストも描かれており万能な方なのですが、普段はゲーム配信もされているので、気軽に会いに行けます。

2.花鋏キョウ

多くの歌ってみたを投稿して人気を集め、歌唱力の高さから「ハサミウタ」というカバーアルバムまで発売しました。そんな彼女の初オリジナル楽曲がこちらになります。作詞作曲は「コンパス」というゲームに収録されている「キレキャリオン」なども手掛けたポリスピカデリーさん。リズムの難しい曲ですが、キョウさんの曲としてものにしているのが流石です。また、音源はまだ発売されていませんが、ライブでは既に3曲目まで発表されています。かなりノリノリな曲なので、公開が楽しみです。

3.葵桜玖耶

清楚な歌声で歌われるのは、さわやかなメロディの楽しい曲です。彼女は静岡市のご当地Vtuberとして活動しており、観光のことやグルメブログも手掛けています。他にも歌ってみたやホラーゲーム、歌配信も行っています。Twitterではかなりの頻度で静岡県の美味しそうな料理の写真が上がっているので、飯テロには注意ですね(笑)ぜひ静岡県に遊びにいくときにはご参考にどうぞ!

4.水瓶ミア

「水瓶ミアさんってあるのに、チャンネルが違うぞ?」と思われた方へ。たしかにこれは難波研さんのチャンネルです。ちなみに先に紹介した「さくらびと。」の作曲も難波さんです。この曲も東方projectのパチュリーというキャラクターをイメージした曲で、ミアさんの曲として紹介すべきか迷いましたが、素敵な曲なので紹介します。同じように「Luna Melody」にもボーカルとして参加しています。水瓶ミアさん本人のチャンネルはこちらで、多くの歌ってみたを投稿しています。

5.くもの上ユメミ

難波さん繋がりでもう1曲。くもの上ユメミちゃんという、センパイたち(視聴者の呼び方)をいつも甘やかしたり罵ってみたり延々と野菜たべたり振ったりして遊んでいるとても清楚な女の子がいるのですが、彼女の初のオリジナル曲がこちら。優しい声で癒してくれるタイプの声なので、曲おわりの言葉を聞くとその後グッスリ眠れます! 歌ってみたとしては「インドア系ならトラックメイカー」がオススメです。現在3Dの体を準備中なので、そちらも楽しみです。

6.ジェイブ

いわゆる転生組で、デザインがななかぐらさん、モデリングはVTuberの妃澄いろさんです。デザインつながりで、ホロライブの百鬼あやめちゃんは「弟ができた!」とはしゃいでおり、実際にコラボApexも配信しました。歌は渋めの感じでかっこいい! 普段はApexなどのゲーム実況が多いです。コラボも多めなので、そこからファンになった人も多いはず。

7.るるな

活動開始から1周年記念に作られた曲です。普段はiPhoneの一発撮りで「ゆるふわ樹海ガール」などを歌ってみたとして投稿しているのですが、今回は丁寧にMIXもされています。声真似も得意なようで、かなり声色の使い分けが上手なのですが、この歌のように妖艶というか、美しいタイプの歌い方もできる方です。ゲーム実況や面白い企画動画などさまざまなことに挑戦されてます。

8.ちゃらんぽらん隊

彼らは2020年3月をもって卒業が決まっています。しかし、それはマイナスなんかではなくて、確実に前に進んでいるんだと、この歌を聞いてると思います。MVに彼らの青春も詰まっているので、気になった方は動画もチェックしてほしいですね。そしてMVは最後までしっかりと見てほしいです。1番最後の瞬間をみたときに、すごくドキっとしました。ちなみに作詞作曲はメンバーであるumaさんで、ぽちさんの配信で使ってるBGMを作ったりしてるのも彼です。

9.夢追翔

「にじさんじで司会といえばこの人!」というほどに司会業が有名になっていますが、音楽の実力もすごいんです。楽曲としては「死にたくないから生きている」「弱きに寄り添う」など、落ち込んだときに勇気を貰える曲があります。ラップにも挑戦しており、ヒプノシスマイク歌枠では音源を自身でつくり全員分歌うこともしていましたし、緑仙ラップ選手権でも話題になった「緑仙RAP」を作ったその人でもあります。「Pretender」など普通の歌ってみたも上がっているので、そちらもどうぞ。

10.月城勇樹

https://www.youtube.com/watch?v=9HznP7x9Th8

ピアノやストリングスを使ったインストが好きな方はぜひ聴いてほしいです。「Virtual Pianism」は旋律的にはまるでオーケストラのようなのですが、電子音によるベースとアレンジによって現代チックな音にも聴こえる不思議な曲です。「Monochrome Rhapsody for Virtual Monarch」はDingerさんとの合作となっており、ヴァイオリンとピアノの掛け合いがすごく心地よい曲です。音楽ゲームとかでピアノインスト曲が好きな人は特に刺さると思います。

11.せんのいのり

福島県福島市よりお届けする【地域創生VTuber】として活躍中の彼女。東北6県のPR活動もしてるので、東北在住の方は特にチェックしてください!「旅立ちの日に」など綺麗な歌声を生かした歌ってみたをいくつも投稿していますが、ついにオリジナル曲を発表しました。明るくて、元気がもらえる曲で、特に3:08の演出はグッときます。おふさげ企画として「シャルル」の替え歌である「シャルる世間は鬼ばかり」もおすすめです。

12.フレア・スカーレット

オルタナで、がむしゃらな、ノイジィな……というワードにピンときた人はぜひ聴いてください!「だんご大家族」や「夏影」といった名作ノベルゲームの名曲をバンドカバーしたり、東方project楽曲のアレンジをしたり、VTuberの花奏かのんさん七草くりむさんの楽曲もカバーアレンジしたり、さらには童謡の「ちいさい秋みつけた」をハードコアアレンジしたりと、オリジナルもアレンジも見事に手掛けています!

13.東雲譲

たしかな歌唱力。勢いのあるサウンド。荒ぶるギター。何度聴いても初めて聴いたときのような衝撃を感じます。「世界は変わらず回ってくから すこしでも僕がいた証をこの世界に」という歌詞がVTuberさんが歌い上げるとことに、熱いものを感じます。歌ってみたは「言って。」や「Rising Hope」などいくつか投稿されていますが、基本的ワンコーラスです。YouTubeへの投稿は間が空いておりますが、17Liveさんでは時折配信しています。

14.Re:A projecT

旧KAGAYAKI STARSの楽曲については以前紹介しましたが、Re:AcTとしての楽曲は紹介できていなかったのでここで紹介します。『Since-Re:ly ~シンシアリー~』というアルバム名前でデジタル配信しており、表題曲であるこの楽曲は全員参加曲となります。作曲は今回の記事で何度も紹介している難波研となります。他のトラックはメンバー同士でのユニット曲となっており、電子音とセリフパートが特徴的な「徒然Pieces」、とにかく元気いっぱいに盛り上がれる「急上昇ガールズ」などメンバーの個性の発揮された楽曲が詰まっています(アルバム曲はすべてMVが公開されているのでぜひご覧ください)。現在は卒業したメンバーもおりますが、この先の活動も期待していきたいですね。

15.ハッパのおっさん

ポップでキュートでロケンローな曲とMVです! 短めの楽曲が多くのですが「イッコモコナイ」や「2019 E3 Nintendo Direct が楽しみの歌。」といった日常の出来事を歌にしたものが多く、ユニークな仕上がりになっています。自己紹介動画からぶっ飛んでいますが、アニメーション制作がかなりこだわりがあり、メイキング動画も公開しています。

16.ひま食堂

蒔田陽丸さんと楓山蓮太郎さんの2人で活動しているVTuberユニット。昼は定食屋、夜は居酒屋ということで、料理に関する動画が多いのかと思いきや、楓山さんが元商社マンということでビジネス用語に関する動画ボイスドラマなどもやっています。このオリジナル曲以前にも歌ってみたはいくつか投稿しており、「バンザイ ~好きでよかった~」や「零 -ZERO-」などをギターアレンジして歌っていました。それらの落ち着いた雰囲気とは一転してハイテンションな曲で、歌詞のおふざけ具合が笑いを誘ってくれます。

17.黒乃くれは

関西弁の悪魔の女の子で、ボカロPでもあり、歌ってみたでは日本語で「Don’t Say Lazy」、韓国語で「달라달라(DALLA DALLA)」、中国語で「爱你」、英語で「I Could Be The One」など4ヶ国語の歌をあげています。さらには「Daydream」という企画に参加して「狐の嫁入り」という楽曲の作詞とボーカルをつとめています(無料でDLできます)。本人が作詞作曲歌唱している楽曲はBOOTHにて購入できますので、気に入った方はチェックしてください!

18.Ichi Tasuniwa

昔からニコニコ動画にあがっていた新人紹介動画や、自己紹介動画あさりをしていた人なら、この人の自己紹介はみたことあるかもしれません。音楽活動に重きを置いているようで、冬にはEPを公開予定です(公式HPより)。ダウナー系の音楽が好きな人にはすごく刺さるタイプだと思います。「Vacant Life」はMVも凝っているものになっておりぜひ見てほしいですし、「Moon」では語りにセツさんを起用して世界観を作り上げています。

19.ころね ぽち

https://overtune.booth.pm/items/1144018

基本的に歌ってみたを投稿しているぽちさんですが、同人音楽サークル OVER TUNEさんが制作された楽曲「ボクをキミへと」のボーカルとして参加されています。チップチューンとブラス音が混ざった明るいポップな曲となっているので、ぽちさんの歌声が好きな人はこちらもいかがでしょうか? ぽちさんは「太陽系デスコ」を原曲キーで歌い上げるほど音域の広い声の持ち主であり「全部ぽち」として多重録音でアカペラだけで歌ってみたをするときもあります。ヤクブーツの歌がバズった子でもあります。

20.テンカハジメ

「天下統一、はじめます。」という言葉に偽りがないと感じる、その力強い歌い方に、男の私でも惚れてしまうほどかっこいいです。「ローリンガール」や「恋は戦争」などボカロの一時代を築いた曲たちをかっこよく歌い上げているので、ぜひ聴いてみてください。「Golden Days」という楽曲はワンコーラスだけ公開されており、フルMVが公開予定でしたが、8月20日の活動停止報告を最後に引退されました。いつか、彼の天下統一が再開することを待っています。

執筆:ひかげつきみ


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