Home » ブラウザ上で3Dキャラクターと“おしゃべり”できるサービス「ChatVRM」登場 会話生成に「ChatGPT」を活用


話題 2023.04.30

ブラウザ上で3Dキャラクターと“おしゃべり”できるサービス「ChatVRM」登場 会話生成に「ChatGPT」を活用

キャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」などを手掛けるVRoid Projectは、Webブラウザ上で3Dキャラクターと会話できる「ChatVRM」をオープンソースで公開しました。

チャットで問いかけると、キャラクターが音声で質問に回答してくれるサービスで、無料で体験できるデモページも公開されています。

「ChatVRM」は、Webブラウザだけで3Dキャラクターとの会話を、マイクやテキスト入力、音声合成を用いて楽しめるサービス。デモページでは、3Dモデルの操作に「pixiv/three-vrm」を使用。会話文の生成には「ChatGPT API(GPT-3)」、音声の合成には「Koeiro API」を活用しています。

対話を行う3Dキャラクターは、利用者が保有するVRMファイルを使って自由に変更することが可能。キャラクターの(性格)設定や声のトーンなども好みの状態に調整できます。公開された映像からは、キャラクターの喋る姿や各種設定を行うシーンなどが確認できます。

「ChatVRM」デモページの利用には、「ChatGPT」の開発を行うOpenAIが発行する、同サービスのAPIキーが必要。APIキーは、OpenAIのWebサイトにアクセスし「Create new secret key」を選択することで発行可能です(要ログイン)。

(参考)TwitterVRoid


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード