Home » VR狩りゲー「Virtual Hunter」発表、「Sniper Elite VR」大型アプデ実施―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(9月5日~9月11日)


ゲーム・アプリ 2021.09.12

VR狩りゲー「Virtual Hunter」発表、「Sniper Elite VR」大型アプデ実施―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(9月5日~9月11日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は9月5日~9月11日の関連ニュースが対象です。

目次

1. VRサバイバルゲーム「Song in the Smoke」発売日が”数週間後”に訂正
2. 広大なマップで野生動物を狩る「Virtual Hunter」早期アクセス版が近日発売
3. ロボットアクション「MechWarrior 5: Mercenaries」非公式のVR対応MODベータ版が公開
4. ゲームセンターで体感型ゲームを満喫する「Pierhead Arcade」Quest版が発売
5. VR狙撃FPS「Sniper Elite VR」大型アプデ実施、触覚ベストにも対応
6. VRエアギターゲーム「Unplugged」最新映像公開、発売日も間もなく発表?

VRサバイバルゲーム「Song in the Smoke」発売日が”数週間後”に訂正

9月1日放送の「asobu INDIE SHOWCASE 2021」にて、発売日決定が報じられたVRサバイバルゲーム「Song in the Smoke」ですが、開発の17-Bitから発売日の訂正が発表されました。放送中に紹介された発売日は誤りだったとのことです。

17-Bitによれば、新たな発売日は数週間後を予定しているとのこと。具体的な月日についての明言はなく、今後の正式発表を待つ形となります。

「Song in the Smoke」は謎と神秘に満ちた原始時代を舞台にしたVRサバイバルゲーム。PlayStation VR(PSVR)、Oculusプラットフォーム(Quest / Rift)での同時発売が予定されています。

(参考)UploadVR

広大なマップで野生動物を狩る「Virtual Hunter」早期アクセス版が近日発売

新作VRゲーム「Virtual Hunter」の早期アクセス版がSteamで近日発売予定と発表されました。ストアページの情報によりますと、対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)、Windows Mixed Reality。日本語には未対応です。

「Virtual Hunter」は、広大な自然の土地を舞台に野生動物の狩りを楽しむVRハンティングゲーム。ライフルや弓矢などの武器を装備し、アカシカ、ヤブノウサギといった実在する野生動物たちを探し出しては仕留めていきます。

4×4kmに及ぶマップの広大さ、本物さながらの複雑な動きを見せる野生動物たちの行動パターンが売り。中でも動物たちは距離が大きく離れた場所でもプレイヤーを探知するため、自らの存在を消しながら慎重に接近していく立ち回りが試されます。また、マップ上には射撃場、アーチェリー場といったアクティビティも設けられており、こちらで各種武器の練習を行えるようになっています。

早期アクセス期間は開発チームいわく、予測が困難なため不明ですが、2022年内の製品版発売を目標にしているとのこと。執筆時点で野生動物も前述のアカシカ、ヤブノウサギの2種類のみとなっていますが、今後のアップデートで随時、新種を追加していく模様です。

(参考)VRScout、Steam

ロボットアクション「MechWarrior 5: Mercenaries」非公式のVR対応MODベータ版が公開

2021年5月よりSteamで発売中のロボットアクションゲーム、「MechWarrior 5: Mercenaries」をVRに対応させる非公式のMODが、海外の個人開発者によって公開されました。

VRWarrior」と称されたこのMODは、Oculusプラットフォーム全般、SteamVR向けのヘッドセット(Valve Index、HTC VIVEなど)全般に対応。Steamに限らず、Epic Games StoreMicrosoft Storeで販売中のWindows PC版でも使用可能となっています。

ただし、開発途上のベータ版のため、VRでプレイ可能なのは一部のエリアに限定されるとのこと。操作も執筆時点でモーションコントロールには対応しておらず、既存のキーボード、もしくはゲームパッドでプレイする形になります。今後もMODの開発は続き、随時アップデートを図っていくとのこと。全編のVR対応、モーションコントロールによるバトルメック操縦の実現が待ち望まれるところです。

「MechWarrior 5: Mercenaries」は巨大二足歩行ロボ「バトルメック」を操縦し、熾烈な戦闘に身を投じるロボットアクション。ボードゲーム「バトルテック」を発祥とする作品であり、シリーズとしては10数年ぶりの新作となります。海外では9月23日にPlayStation 4、PlayStation 5版も発売予定です。(※日本国内での発売は不明)

(参考)UploadVR、Steam

ゲームセンターで体感型ゲームを満喫する「Pierhead Arcade」Quest版が発売

Steam、PlayStation VR(PSVR)向けに発売されたVRゲーム「Pierhead Arcade」のOculus Quest(Quest 2)版「Pierhead Arcade Quest」がOculus Storeで2021年8月31日より発売中です。価格は税込1,490円。

「Pierhead Arcade」はUFOキャッチャー、バスケットボール、射的、ボウリングといった体感型アーケードゲームをVR空間内で楽しむVRシミュレーター。実質貸し切り状態のゲームセンターで気が済むまでゲームを遊び倒す、子供心を刺激する作りを最大の特色とするタイトルです。ハイスコアを獲得すると商品が手に入るなど、やり込み要素も満載。他のプレイヤー同士とゲームで競うオンライン対応のマルチプレイモードも収録されています。

2021年には続編「Pierhead Arcade 2」も発売。Quest版はその移植版で、これまでのアップデートで追加された体感ゲームがあらかじめ全て収録された内容になっています。また、SteamのPCVR版とのクロスプレイにも対応。対応言語はOculus Storeの情報によると英語のみとのことです。(※SteamのPCVR版は日本語に対応しています)

ソフトウェア概要

タイトル

Pierhead Arcade Quest

発売・開発元

Mechabit

対応ヘッドセット

Oculus Quest / Quest 2

プレイ人数

1人(※オンライン、ローカル時:2人)

価格(税込)

1,490円(Oculus Store

(参考)UploadVR、Steam

VR狙撃FPS「Sniper Elite VR」大型アプデ実施、触覚ベストにも対応

Steam、Oculus Store(Quest / Rift)で販売中のVR狙撃FPS「Sniper Elite VR(スナイパーエリートVR)」の大型アップデートが2021年9月7日、全プラットフォームを対象に実施されました。

今回の大型アップデートは、プレイヤーから要望の大きかったゲームプレイ全般の改善が主体で、難易度設定、照準補正(エイムアシスト)、弾丸の落下速度及び風の抵抗の度合いなどを調節できる多数のオプション機能が実装されました。

さらにPCVR版限定の特筆すべきアップデートとして、bHaptics社の触覚ベスト「TactSuit Xシリーズ(TactSuit X40、TactSuit X16)」にも対応。狙撃の衝撃を直に感じ取れるようになりました。他にPCVR版限定のアップデートとして、レンズフレアなどを対象としたグラフィック調節オプションも搭載。ただし、最高レベルはフレームレートの低下など、ゲーム全体のパフォーマンスに大きく影響が及ぶため、ハイエンドPCでのプレイ時の設定が推奨されるとのことです。そのほかのアップデートの詳細につきましてはSteamOculus Store掲載のパッチノートを参照ください。

「Sniper Elite VR」は狙撃FPS「Sniper Elite」シリーズのVR向け完全新作。プレイヤーは超一流スナイパーの主人公に扮し、1943年のイタリア南部で、ファシスト勢力と戦うレジスタンスを支援するため、危険な隠密作戦に身を投じます。
2017年発売の「Sniper Elite 4」の前日壇に当たるストーリー、VR専用になって大幅に衝撃性が増した狙撃シーン(「キルカメラ」)が特徴です。

(参考)VRFocusSteamコミュニティOculus Store(Developer Post)

VRエアギターゲーム「Unplugged」最新映像公開、発売日も間もなく発表?

Oculus Quest(Quest 2)のハンドトラッキング技術を活用したVRギターゲーム「Unplugged: Air Guitar」の最新映像が公開されました。

「Unplugged: Air Guitar」はギターを手に持ち、奥から流れてくるリズムノーツに合わせて(右利きの場合)左手と指のコードを動かし、右手のピックを用いて弦を弾いて楽曲を演奏していくVRリズムゲーム。Oculus Quest(Quest 2)のほか、SteamでもPCVR版が発売予定です。
タイトルにも冠されたエアーギアーのプレイスタイルが特色で、コントローラは一切用いず、指と手の動きだけでギターを演奏していきます。

今回の映像では演奏途中でのギターチューニング、曲の進行を遅くするアイテムが手に入るミニゲームのイベントが用意されていることが発表。楽曲も序盤は少人数で、ゲームが進むにつれて大人数での演奏するスタイルのものになっていく、操作への慣れを踏まえた段階的な解禁手法で構成していることも明らかになっています。

今回の新情報を報道した米メディアUploadVRでは、9月いっぱいに渡って本作の独占取材情報を報道。次の週では製品版のプレビューのほか、発売日の発表を行うとのことで、大きな注目が集まります。

(参考)UploadVR


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード