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ゲーム・アプリ 2021.12.26

「からかい上手の高木さんVR 2学期」PC版がついに発売、VR専用タブレットPC誕生!?―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(12月19日~12月25日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は12月19日~12月25日の関連ニュースが対象です。

目次

1. 魔法体験シミュレーター「Waltz of the Wizard」最新アプデで音声認識機能追加
2. 暗殺ステルスアクション「HITMAN 3」PC版の最新VRゲームプレイ映像公開
3. VR空間上でタブレットPCを触り倒す新感覚アプリ発売(※実務には使えません)
4. VRアニメ「からかい上手の高木さん 2学期」PC版がSteamで発売

魔法体験シミュレーター「Waltz of the Wizard」最新アプデで音声認識機能追加

Steam、Oculus Store(Rift / Quest)にて発売中の魔法体験シミュレーター「Waltz of the Wizard」の最新アップデートが実施されました。このアップデート適用により、音声認識によるアクションが実行可能です。

厳密にはメインテーブル上にあるガイコツの「Skully」に話しかける形で実施。近くにある物体を大きくしたり、逆に小さくしたり、さらには無重力状態にさせるといった様々なアクション(イタズラ?)ができます。

アップデートは音声認識機能を標準で搭載したQuestに限らずPC版も対象になっていて、実に200以上の音声由来のコマンドが使えるとのことです。なお、仕様上の都合から、海外専売のPlayStation VR(PSVR)版は、このアップデートの対象外になっています。

「Waltz of the Wizard」は、魔法使いの工房で様々な魔法を自由に解き放つことを楽しむVRシミュレーター。2016年に無料タイトルとして公開され、後にゲーム要素を加えた「Extended Edition」が発売されました。Steam、Oculus Store(Rift / Quest)のほか、海外限定でPSVR向けに発売中です。

(参考)UploadVR

暗殺ステルスアクション「HITMAN 3」PC版の最新VRゲームプレイ映像公開

PC版のVRヘッドセット対応アップデートが発表された暗殺ステルスアクションゲーム「HITMAN 3(ヒットマン3)」の最新映像が公開されました。

映像ではモーションコントロールによる各種アクションの様子が紹介されています。

見所はそれぞれの手(腕)が独立して動いている様子。執筆時点で唯一VRに対応しているPlayStation 4(PS4)版「HITMAN 3」は、PS4の標準コントローラ「DUALSHOCK 4」を用いるスタイルで、別売のPlayStation Move(PS Move)モーションコントローラには非対応。そのため、それぞれの手(腕)ごとに独立させた固有の動作を実践することが難しくなっていました。PC版は映像の限りではその制約がなくなり、より直感的、かつ快適な暗殺アクションが楽しめる作りに進歩している模様。

また、音楽に合わせて手を叩くといった動作も可能であるなど、プレイヤーと主人公の47(フォーティーセブン)との一体感を味わえる要素も凝らされているようです。

「HITMAN 3」は「World of Assassination」3部作の完結編となるシリーズ最新作。プレイヤーは主人公の暗殺者47(フォーティーセブン)となり、様々な暗殺任務を遂行していきます。PC版のVR対応アップデートの配信は2022年1月を予定しており、Valve Index、Oculus Rift(Rift S)に対応するとのことです。

(参考)UploadVR

VR空間内でタブレットPCを触り倒す新感覚アプリ発売(※実務には使えません)

新作VRアプリ「VR Tablet PC」が12月25日、SteamOculus Storeで発売されました。価格はSteamが税込1,640円、Oculus Storeが税込1,690円。対応ヘッドセットはValve Index、Oculus Rift(Rift S)で、日本語には未対応です。

「VR Tablet PC」はその名の通りのVR空間上に設けられたタブレットノートパソコンを触り倒すアプリ。仮想スタイラスペン、キーボードといったデバイスを用い、実環境でタブレットPCを使っているかのような体験が楽しめます。

各種デバイスには様々な技術的な特徴が備えられていて、スタイラスにはペン先とディスプレイの距離に応じ、先端が視覚的に変化するフィードバックシステムを実装。より正確、かつ迅速に描画や書き込みが行えます。キーボードにも自動位置調整機能を実装。キーボードを入力する際にVRユーザーのヘッドセットの位置に合わせ、ディスプレイとキーボードの位置が自動で調整され、最適な入力状態が維持されるようになっています。

なお本アプリは実務用には設計されていません。あくまでもエンターテイメント用のアプリのため、ご注意ください。またストアページによれば、Oculusユーザーには可能な限りRift SのOculus Touchコントローラの使用が推奨されるとのことです。

ソフトウェア概要

タイトル

VR Tablet PC

作者

Kim Yong Bum

対応ヘッドセット

Valve Index、Oculus Rift(Rift S)

プレイ人数

1人

価格(税込)

1,640円(Steam)、1,690円(Oculus Store

(参考)Steam、Oculus Store

VRアニメ「からかい上手の高木さんVR 2学期」PC版がSteamで発売

人気ラブコメ漫画「からかい上手の高木さん」原作のVRアニメ「からかい上手の高木さんVR」の第2弾、「からかい上手の高木さんVR 2学期」のPCVR版が12月24日(金)、Steamで発売されました。

価格は税込1,490円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)です。

「からかい上手の高木さんVR」は主人公の西片(にしかた)の目線で、ヒロインの高木さんのからかいを疑似体験できるVRアニメーション作品です。

至近距離での高木さんのからかいを体験できるに限らず、教室でポーカーをしたり、一緒に釣りを楽しんだりといったミニゲームや交流も楽しめます。

原作の人気エピソードに留まらず、本作独自のストーリーも収録。もちろん台詞はフルボイスで、高木さん役はテレビアニメ版に引き続き声優の高橋李依さんが担当しています。

本作は2020年12月にOculus Quest(Quest 2)版が先行発売。PC版は2021年の9月末の発売が報じられていましたが、当初の予定から約3ヶ月ほど遅れる形での登場となりました。なお、12月31日午前2時頃まではスペシャルプロモーションとして、10%割引の税込1,341円で販売されます。

ソフトウェア概要

タイトル

からかい上手の高木さんVR 2学期

作者

KAYAC Inc.

対応ヘッドセット

Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)

プレイ人数

1人

価格(税込)

1,490円(Steam

(参考)Steam


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