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活用事例 2023.08.07

「ぶいきゃん2023 京都」が参加募集開始。メタバースで不登校学生の居場所を支援

⼀般社団法⼈プレプラが、メタバース不登校学⽣居場所⽀援プログラム「ぶいきゃん2023 京都」(共催:京都府商⼯労働観光部ものづくり振興課)の参加募集を始めました。プログラム説明会が8月11日と9月9日に開かれます。Zoom視聴の申込はこちらのページから。

一般社団法人プレプラ(旧称:ゆずタウン)は、メタバースSTEM教育事業やメタバース教育事業などを行う団体です。メタバース文化を扱うメディア「メタカル最前線」設立者の一人である水瀬ゆず/岡村謙一氏が代表理事を務めます。水瀬氏は1999年広島県生まれ。大学在学中からメタバースを愛好し、世界経済フォーラム(ダボス会議)U33グローバルシェイパーズにも選出されています。


(提供:プレプラ。代表理事の水瀬ゆず氏(右))

前身は広島市で行われた教育福祉事業

「ぶいきゃん」は、ソーシャルVR(メタバース)を⽤いた不登校学⽣向けの居場所⽀援プログラムです。参加者にVRゴーグルを無料で貸し出し、有名ワールド観光やクリエイターインタビューを一緒に体験します。

初回は2022年9月に広島市社会福祉協議会の助成事業として行われ、広島市在住の⾼校⽣3名(予定5名、キャンセル2名)が参加しました。参加者1名につき1~2名のスタッフを配属するメンター制度を採用し、スタッフは専門家2名による事前研修を受けました。

プログラム(全10回)は毎回21:00から22:00まで行われました。参加者は「終わって欲しくない」「またここに来たいと思う」といった感想を寄せました(参考:修了報告書)。


(提供:プレプラ。昨年の様子)

「ぶいきゃん2023 京都」プログラム概要

開催内容

「ぶいきゃん2023 京都」は、京都府商⼯労働観光部ものづくり振興課との共催で、府内在住の中高⽣20名を対象に行う予定です。今年も不登校学⽣の「居場所⽀援」を⽬的とし、専⾨家による勉強会に参加したサポーターが、メタバース内での体験を補助します。株式会社 イー・トラックス、成基学園、株式会社中川住研が協賛し、京都府教育委員会(申請中)が後援予定とのことです。

プレプラによれば、今回のプログラムは9月25日から10月22日までの全15回にわたり、毎回21:00-22:00に開催されます。「メタバース居場所体験」「メタバース社会体験」「メタバース居場所集会」の3部構成で、VRChatアカウントを取得すれば自宅から参加できます(通信料は自己負担)。


(提供:プレプラ)

募集概要

プログラム名 ぶいきゃん2023 京都
対象 京都府内在住または、京都府内の学校に在籍する不登校の中学⽣・⾼校⽣
※13歳未満はVRChatのサービス規約により参加できません。
募集人数 20名(応募者多数の場合は抽選)
募集期間 2023年9月10日23:59まで
開催日程 9月25日(⽉)から10月22日(⽇)のうち全15回 毎回21:00-22:00開催
※変更の可能性あり
場所 VRChat
※自宅から参加可能。Wi-Fi環境が必要
参加費 無料(VRゴーグル無料貸与、通信料は自己負担)
必須条件 ・説明会への参加、もしくは説明会動画の視聴
・申込時に保護者の同意書、かかりつけ医がいる場合医師の同意書が必要
説明会の日程 ・8月11日(⾦)15:00-16:00
・9月9日(土)15:00-16:00
説明会申込 https://www.plepla.org/プログラム参加申込

(参考)プレプラ


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