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業界動向 2020.05.29

“人の眼レベルのVR”のVarjoがリモートワーク支援へ。VRコラボツール企業と提携

高解像度VR/ARヘッドセットを手掛けるVarjoは、VRコラボレーションプラットフォームのMeetinVRとパートナーシップを締結しました。リモートワークへのシフトが進む中、新たなツールとしてのVR普及を促進します。

“人の眼レベル”のデバイス企業

Varjoはフィンランドの首都ヘルシンキに拠点を構えるスタートアップ。“人の眼レベル”の解像度を誇るVR/ARヘッドセットを開発・製造しています。同社のVRヘッドセットのディスプレイ中心部分では、人の眼の解像度である60PPD(1度あたり60ピクセル)を実現。アイトラッキングが標準搭載されているほか、2019年12月発売の「VR-2 Pro」にはハンドトラッキング機能も搭載。VRとARが切り替わる「XR-1」の開発者版も出荷開始しました。

デバイス購入者に特典も

提携先となるMeetinVRが手掛けるのは、VR内で共同作業を行うプラットフォームです。ブレインストーミングやマインドマッピング、プレゼンテーションといったことが行なえます。3Dペンで空間に文字を書く、付箋紙を貼る等の動作も可能です。

今回MeetinVRは、コラボレーションツールのパブリックベータ版を公開。登録することで、VRプラットフォームを30日間無料で試すことができます。

また併せて発表したVarjoとのパートナーシップに基づき、同社ヘッドセットに向けネイティブのポータルを開発しました。Varjo製デバイスの購入者は、6ヶ月間無料で最大5人まで、プラットフォームを利用できます。

(参考)Upload VR


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