Valveに所属するデザイナーのLawrence Yang氏は、「Steam Deck」に関するインタビューで、同社がVR関連のプロジェクトを継続していると明言しました。
Yang氏のVR関連コメントは、海外メディアTestedによるインタビュー内で行われました。同インタビューは、先日発表された「Steam Deck」のOLED(有機EL)版に関するもの。コメントの詳細は以下の通りです。
(ハードウェアの仕様を決定するまでには)多くの要素が影響します。APUとの協業、コンピュータの小型化との協業などです。私たちはまだVRに取り組んでいますが、本日VRに関して新しく発表することはありません。
「Steam Deck」は、様々なコントローラーやVR(デバイス)から得られたノウハウを活用する形でデザインされました。今後登場する製品も、「Steam Deck」の開発で得た経験が反映されるでしょう。
Valveが取り組んでいるとされるVR関連プロジェクトの詳細は不明ですが、2022年末に「進行中の社内(VR)プロジェクトが複数存在する」ことが判明。また2023年5月には、VRの専門知識を有する従業員の雇用を進めていることが確認されました。
同社のVRプラットフォーム「SteamVR」の更新も継続されています。10月末には、“バージョン2.0″に正式アップデート。UIの大幅刷新や、ストア機能の改善などが導入されています。
(参考)Road to VR
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