医療機器メーカーの東レ・メディカル株式会社は、医療VR制作サービス「JOLLYGOOD+make」を全事業部で導入しました。医療現場の働き方改革・タスクシフトを見据えた取り組みです。これまでにも東レメディカルは、心臓病の治療法を扱った複数のVRコンテンツを制作しており、将来は海外事業でのVR活用も目指すとのことです。
(「JOLLYGOOD+make」の使用イメージ。株式会社ジョリーグッドは医療系VRコンテンツや、それらの制作ツール等を提供している。提供:ジョリーグッド)
医療×VR活用を全事業部に
東レ・メディカルは、不整脈の治療器具「HotBalloon」の⼿技を体験・学習するVRコンテンツを、医療VR制作サービス「JOLLYGOOD+make」で制作しています。このVRコンテンツは2022年3月、⽇本不整脈⼼電学会により「実際の⼿技⾒学の代替になるトレーニングツール」として承認されました。
川崎幸病院の循環器内科で主任部長を務める桃原哲也医師は、VRコンテンツが医療従事者のトレーニングや患者・家族への情報提供に役立っているとしたうえで、「国内外の臨床現場の技術習得の向上につながることを期待しています」と述べました。
(参考)プレスリリース