東京都は、5G通信を活用したイノベーションの創出や新たなビジネスの確立を促進するため、「5G技術活用型開発等促進事業」を実施します。
すでに本事業において東京都と協働する事業者(開発プロモーター)3者が決定しており、5G技術を活用したスタートアップ企業等への支援を開始します。支援スタートアップの想定分野には、VR/ARも含まれています。
東京都と開発プロモーターが開発・技術面でサポート
本事業では、東京都と協働して支援を行う事業者を開発プロモーターとし、スタートアップ企業に対し多角的な支援を行います。開発プロモーターは東京都、通信事業者等と連携・協働を図り、3年間にわたりスタートアップ企業等の開発・事業化や資金的、技術的な側面からのサポート、マッチング支援等ネットワーク面の支援を行います。
東京都と開発プロモーターは、事業の主旨に沿って行った取組の成果に対して、成果報酬型の協定金を支払います。開発プロモーターが設定するKPIの達成状況及び事業全体の成果をKPI評価委員会において評価し、その評価に連動して協定金の支払額が変わります。協定金は、初年度8,000万円、次年度以降1億1,000万円を上限とします。
開発プロモーターは以下の3者です。
株式会社クリーク・アンド・リバー社
・事業テーマ
「事業を加速する空間」を梃子にした5G関連スタートアップの量産
・支援スタートアップの想定分野例
VR/AR、大容量映像伝送システム、自動運転関連等
TIS株式会社
・事業テーマ
5G関連スタートアップが革新的な製品・サービスを持続的に創出するプラットフォームの形成
・支援スタートアップの想定分野例
スマートストア(VR空間でのショッピング)、AI画像解析、5Gセキュリティ等
プロトスター株式会社
・事業テーマ
“新しい日常”を加速させる5G技術関連の新市場が継続的に生まれるエコシステムの構築(重点テーマ:「エンタメ」、「ヘルスケア」、「ワークスタイル」)
・支援スタートアップの想定分野例
VR/ARを用いた医療コミュニケーション、企業研修等
(参考)東京都