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業界動向 2020.10.09

東京都が5G活用のスタートアップ支援、VR/ARも対象に

東京都は、5G通信を活用したイノベーションの創出や新たなビジネスの確立を促進するため、5G技術活用型開発等促進事業を実施します。

すでに本事業において東京都と協働する事業者(開発プロモーター)3者が決定しており、5G技術を活用したスタートアップ企業等への支援を開始します。支援スタートアップの想定分野には、VR/ARも含まれています。

東京都と開発プロモーターが開発・技術面でサポート

本事業では、東京都と協働して支援を行う事業者を開発プロモーターとし、スタートアップ企業に対し多角的な支援を行います。開発プロモーターは東京都、通信事業者等と連携・協働を図り、3年間にわたりスタートアップ企業等の開発・事業化や資金的、技術的な側面からのサポート、マッチング支援等ネットワーク面の支援を行います。

東京都と開発プロモーターは、事業の主旨に沿って行った取組の成果に対して、成果報酬型の協定金を支払います。開発プロモーターが設定するKPIの達成状況及び事業全体の成果をKPI評価委員会において評価し、その評価に連動して協定金の支払額が変わります。協定金は、初年度8,000万円、次年度以降1億1,000万円を上限とします。

開発プロモーターは以下の3者です。

株式会社クリーク・アンド・リバー社

・事業テーマ
「事業を加速する空間」を梃子にした5G関連スタートアップの量産

・支援スタートアップの想定分野例
VR/AR、大容量映像伝送システム、自動運転関連等

TIS株式会社

・事業テーマ
5G関連スタートアップが革新的な製品・サービスを持続的に創出するプラットフォームの形成

・支援スタートアップの想定分野例
スマートストア(VR空間でのショッピング)、AI画像解析、5Gセキュリティ等

プロトスター株式会社

・事業テーマ
“新しい日常”を加速させる5G技術関連の新市場が継続的に生まれるエコシステムの構築(重点テーマ:「エンタメ」、「ヘルスケア」、「ワークスタイル」)

・支援スタートアップの想定分野例
VR/ARを用いた医療コミュニケーション、企業研修等

(参考)東京都


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