VR体験施設The VOIDは、ルーカスフィルム傘下のILMxLABとパートナーシップを締結し、新たなVRアトラクション開発を行うことを明らかにしました。ディズニーとマーベル映画をテーマにした、5つのタイトルをリリースする予定です。
“ハイパーリアリティ”のVR体験施設
The VOIDは、ニューヨークやロンドン、ドバイ、カリフォルニア・アナハイムなど世界都市に展開しているVRアミューズメント施設です。高性能な独自のヘッドセットやトラッキングシステムを組み合わせ、VRの中で壁があるところに現実でも壁があるといった、現実とVRが連動した体感型の“ハイパーリアリティ”をうたっています。また最大4人のグループで楽しめるマルチプレイも特長です。
次のVRアトラクションは「シュガー・ラッシュ」
ビジネスメディアFast Companyの報道によれば、VRアトラクション1作目はディズニー映画「シュガー・ラッシュ(Wreck-it Ralph)」の続編「シュガー・ラッシュ:オンライン(Ralph Breaks The Internet)」がテーマとのこと。2018年秋に公開とされています。
2作目は現時点で非公表の部分が多くなっていますが、Fast Companyは「2019年公開のマーベル映画」に関するものだと報じています。また、残る3タイトルについてはまだアナウンスがされていません。
ディズニー・マーベルの世界とVR技術を融合
The VOIDは現在、「スター・ウォーズ」をテーマにしたVRアトラクション「Star Wars: Secrets of the Empire」や、「ゴーストバスターズ」がテーマの「Ghostbusters: Dimension」といったVRアトラクションを提供しています。
同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサー、カーティス・ヒックマン氏は「我々はいつも、人々はどのような場所に行ってみたいのか、行きたくても行けなかった場所はどこなのか、を考え続けています」と話しています。そして今後のコンテンツについて「ディズニーとマーベルは、人々が行ってみたいと思う沢山の世界を持っています。そして当社の技術と相性が良いです」と自信を見せています。
アジアへの展開も発表され、今後世界展開を加速すると見られるThe VOID。アトラクションの充実にも期待が寄せられます。
(参考)Road to VR
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