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投資 2018.06.11

スター・ウォーズ等のVR施設のVOID、ディズニーやクアルコムから出資受け加速

VR体験施設The VOIDが、シリーズAラウンドの資金調達を行っていたことが明らかになりました。出資者には、Qualcomm Ventures、ディズニーといった大手ベンチャーキャピタルや企業が名を連ねています。この資金を元に、The VOIDはVR体験施設の展開を加速します。

10社以上が投資に参加

The VOIDはニューヨークやロンドン、ドバイ、アナハイムなど世界各都市に展開しているVRアミューズメント施設です。映画業界とタッグを組み、「ゴーストバスターズ」などの人気映画を題材としたVRアトラクションを展開。高性能な独自のVRヘッドセットやトラッキングシステムを組み合わせ、VR内で壁があるところには現実でも壁がある、といった現実とVRが連動する“ハイパーリアリティ”ををうたっています。

北米のディズニー・リゾートでも、「スター・ウォーズ」をテーマにしたVRアトラクション「Star Wars: Secrets of the Empire」を提供しています。

同社が明らかにした内容によれば、2018年にFidelity Managementらを主導としてシリーズAの資金調達を行ったとのこと。投資には他にもQualcomm Ventures、ディズニー、米国の大手エージェンシーであるUnited Talent Agencyやリゾート運営のGenting Malaysiaなど、10社以上が参加しています。

米国9都市、アジア・ヨーロッパでの展開を計画

The VOIDは調達した資金を元に、ハリウッドやサンタモニカなど、新たに9都市にVR体験施設をオープンするとしています。先日はアジアやヨーロッパを含む世界展開の計画も報道されており、世界各地でVR体験が可能になると期待されます。

(参考)VRrOOm


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