ビジネスメディアFast Companyは、VR体験施設The VOIDがヨーロッパやアジアを含むグローバル展開を始めると報じています。欧米で人気を集めている同施設、展開がさらに加速します。
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今年後半、アジアでオープンを計画
The VOIDは、ニューヨークやロンドン、ドバイ、カリフォルニア・アナハイムなど世界都市に展開しているVRアミューズメント施設です。映画業界とタッグを組み、「ゴーストバスターズ」などの人気映画を題材としたVRアトラクションを展開。高性能な独自のヘッドセットやトラッキングシステムを組み合わせ、VRの中で壁があるところに現実でも壁があるといった現実とVRが連動した体感型の“ハイパーリアリティ”をうたっています。
同社は北米のディズニー・リゾートでも、「スター・ウォーズ」をテーマにしたVRアトラクション「Star Wars: Secrets of the Empire」を提供しています。
Fast Companyが入手した情報によれば、The VOIDは新たに米国9都市での展開を計画しているとのこと。一例として、ニューヨーク、ハリウッド、ワシントンDC、ダラス、フィラデルフィアが挙げられています。CEOのCliff Plumer氏は、ヨーロッパとアジアへの進出も計画していると話しています。今年後半にはアジアでのオープンを予定しているとのことです。日本の都市が含まれているかは不明です。
1日で様々な体験が可能に
The VOIDは、訪れる人に多くの体験をしてほしいと考えています。Plumer氏によれば、新しい施設(まずは数週間後にオープンするラスベガス)では、数分でアトラクション間の移動ができるとしています。これまでVoidの各施設では施設ごとに1種類のVR体験しかできませんでした。
他の施設でも、1日体験する中で教育向けコンテンツやエンターテインメント、トレーニングなどの様々なアトラクションを体験できるようにしていく予定とのことです。
(参考)Fast Company