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VR体験施設 2018.08.28

アバターの顔は「自分」、ターミネーターの施設型マルチプレイVR稼働開始

施設向けのVR/MRコンテンツを手掛ける米国のSPACES社は、映画「ターミネーター」をテーマにしたVRアトラクションの公開を発表しました。アトラクション名称は「Terminator Salvation: Fight For The Future」。場所は、ロサンゼルスの近くにあるカリフォルニア州のショッピングモール、アーバイン・スペクトラム・センターです。

プレイヤーの顔をアバターに

SPACES社のCTO、ブラッド・ハーマン氏は「当社の素晴らしく楽しいアトラクションがオープンします。誰もが体験を周りの人と共有したくなるでしょう」と自信をのぞかせています。

「Terminator Salvation: Fight For The Future」は2018年6月頃に制作が明らかになりました。複数人で協力してターミネーターと戦う、マルチプレイのVRアトラクションです。

SPACESのゲームの特長がアバターです。プレイヤーの顔をスキャンし、VR空間に現れるアバターと合成することが出来ます。プレイヤー同士、お互いがまるでそのVR空間に存在するかのようなリアルな体験を実現する、としています。
また、HP製のバックパックPC、OMEN X VR Backpackが、パワフルで没入感の高いVR体験を提供しています。

https://www.youtube.com/watch?v=q7eMJLa2BsU

このVRアトラクションは”ストーリー・リビング”

HPで施設型VRを手掛けるJoanna Popper氏は、「SPACES社のVRアトラクションでは、人々がゲームや映画の中に入って体験することが出来ます。”ストーリー・テリング”ではなく、”ストーリー・リビング”です」と話しています。

また触覚フィードバック、モーショントラッキングといった機能もVR体験の質をより高めています。VR内のアクションを見て、聞くだけでなく、”感じる”ことも可能です。

体験料金は1人30ドル、予約はSPACESのウェブサイトを通じて行えます。

映画をテーマにした施設型VRとしては、他にも「スター・ウォーズ」や「エイリアン」のアトラクションが展開されています。

(参考)VRFocus
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