Oculus Quest版「SUPERHOT VR」の発売時の売上が、Oculus Rift版「SUPERHOT VR」のローンチ売り上げと比較して、3倍(300%増)のダウンロード数を達成したことが明らかになりました。この事実は、同タイトルの開発元SUPERHOT Teamからの発表で判明しました。
SUPERHOT VRとは
「SUPERHOT VR」は2016年にOculus Store、2017年にSteam版でリリースされたVRFPSゲームです。Oculus Quest版「SUPERHOT VR」は2019年5月21日、同ヘッドセットの発売と同時(ローンチタイトル)に発売されました。
詳細な販売データなどは明かされず
SUPERHOT Teamは“ローンチ期間”の厳密な期間を明かしておらず、Quest版とRift版の正確なダウンロード数も公開していません。このことから厳密な比較を(外部から)行うことは不可能ですが、今回の発表が行われたことから、相当な売上を達成したものと推測されます。
同スタジオの共同創業者で、ディレクターのTom Kaczmarczyk氏は、Quest版の売り上げ記録について、プレスリリースで以下のようにコメントしています。
チームは(Quest版「SUPERHOT VR」の)売上記録に感銘を受けています。(Questは)VR業界にとって分水嶺となるデバイスと(我々は)考えており、今回の売り上げからユーザーの皆様もそのように捉えていることが確認できます。
クロスバイ非対応も関係か
Quest版「SUPERHOT VR」が達成した売上の背景には、本作がOculus Storeのクロスバイに非対応のタイトルであることも関連していると考えられます。クロスバイとはソフトを1つ購入すれば、同ソフトの他機種版が無料でプレイ可能となる(Rift版を購入していればQuest版を無料でプレイできる)仕組みです。
「SUPERHOT VR」の注目記事はこちらです。
(参考)UploadVR