SteamのVR用プラットフォーム「SteamVR」が、バージョン1.26にアップデートされました。今回の更新では、ハンドコントローラーの“自動バインド”機能が導入されています。これにより、自分のコントローラーがVRゲームに非対応の場合、コンフィグの自動設定が行われます。
これまでSteamでは、ハンドコントローラーが遊ぶゲームに対応しない場合は、自分で設定を変更するか、Steam Workshopの“共有セッティング”を使用してコントロール設定を変える必要がありました。
自動バインド機能は、「OpenXR」対応のVRゲームでのみ動作します。例えば、Questコントローラー対応ゲームで、Windows Mixed Realityコントローラー(非対応)を使用する場合、「SteamVR」は、コントローラーのトリガースタイルのグリップを使用して、Windows MRコントローラーの(ボタンスタイルの)グリップに再マップします。
ゲーム側に、これまで非対応だったコントローラーの専用バインドが実装された場合は、自動的に同設定への切り替えが行われるとのこと。
今回のアップデートでは、自動バインド機能のほか、バインドUIの刷新や、ワークショップバインドの読み込みのパフォーマンスの改善、ダッシュボードに空間内での配置が可能なハンドルの追加といった要素も導入されています。
「SteamVR」バージョン1.26のパッチノート全文はこちら
https://store.steampowered.com/news/app/250820/view/6488045762500651005?l=japanese
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