日本全国各地の様々な文化財を手に持って鑑賞できるVRアプリ「日本文化財VRミュージアム」がSteamで無料配信されました。
「日本文化財VRミュージアム」では、フォトグラメトリによって文化財が本物そのままに超高精細に3Dモデル化されており、実際の博物館では置いた状態で触れられない文化財を、“手に持って”自由に鑑賞できます。目の前で自由なアングルで、裏側や内側まで文化財を鑑賞できる他、懐中電灯、ルーペ、断面表示器などを駆使して、現実にはできない詳細な観察もできるとのこと。
(Steam配信ページより)
アプリケーション内には“ルーム”があり、それぞれ貴重な文化財を“触る”体験ができます。また、ルームによってはちょっとしたお楽しみ機能もあるとのこと。5月には【唐古・鍵遺跡ルーム】を追加するなど、今後もルームを追加予定で、本年夏には英語対応が行われます。
ルームは以下の通り。
【岩櫃真田忍者ミュージアム にんぱくルーム】:手裏剣など忍者道具を展示
【山梨県立考古博物館ルーム】:縄文土器を展示
【飛騨みやがわ考古民俗館ルーム】:石棒を中心に展示
【元寇船ルーム】(長崎県松浦市):元寇船を展示
【屏風ルーム】:屏風絵を展示
公開に先立ち、3月5日(日)に山梨県立考古博物館にて「日本文化財VRミュージアム」
の【山梨県立考古博物館ルーム】の体験イベントを実施しており、夏以降に機器が設置予定。また、すでに岩櫃真田忍者ミュージアム“にんぱく”では【にんぱくルーム】を体験できる機器が常設されています。
『日本文化財VRミュージアム』Steamストアページはこちら。
https://store.steampowered.com/app/2139520/VR/
(参考)プレスリリース