Steam上でのMeta Quest 3のシェア率が約14%まで増加。使用率が第3位に

PCゲームプラットフォームSteamによるハードウェア&ソフトウェア調査の2024年1月版が公開されました。VRヘッドセットの調査では、Meta Quest 3の利用率が大幅に上昇（14.05%）。Steamで3番目に多く使用されているVRヘッドセットになったことが判明しました。

ハードウェア&ソフトウェア調査は、ユーザーのハードウェアとソフトウェアの使用状況を定期的に調査するというもの。ユーザーのOS、メモリ、ビデオカードやプロセッサのメーカー、ディスプレイ解像度、言語、および使用しているVRヘッドセットなどです。調査対象は無差別で、Steamを起動すると参加可否のアンケートが表示され、承諾した場合のみユーザーの環境情報が自動で収集されます。

Quest 3は2023年10月にリリースされました。11月のSteam調査でのシェア率は5.2%、12月調査では9.27%となっており、順調に“勢力”を伸ばしているようです。1月末、パートナーメディアのRoad to VRが、Quest 3（とQuest 2）の好調を報じましたが、それが裏付けられた形です。

今回の調査によると、1月のVRヘッドセットのシェア率1位はQuest 2（40.64%）、2位はVALVE INDEX（15%）です。Quest 3のシェア率がVALVE INDEXに迫っていることが確認できます。Meta社製デバイス（Questシリーズ、Rift Sなど）の合計シェア率は69%で、Steamを使用するVRユーザーの約7割が、同社の製品を使用している計算になります。