Meta Quest 2とMeta Quest 3が、2023年のホリデーシーズンに大きく売り上げを伸ばした可能性が浮上しました。海外メディアのRoad to VRが報じています。
Road to VRによると、ホリデーシーズン（11月16日から2024年1月16日）に北米Amazonだけで、Quest 2とQuest 3が合計約32万台販売されたとのこと。同メディアはホリデーシーズン中、PlayStation VR2が北米Amazonで約1万台しか売れなかったと解説。Meta社が大きな成功を収めたと論じています。
今回データの収集が行われたのは北米Amazonのみ。日本を含む全世界の売り上げ（他の通販サイトや小売店を含む）を合計すると、期間中のQuest 2とQuest 3の販売台数はさらに多い可能性があります。
Quest 2（とQuest 3）の好調な売り上げには、Quest 2の値下げが影響していると思われます。同デバイスは2020年の発売当時、37,180円（税込/64GBモデル）から販売されましたが、2022年に価格の引き上げが実施され、128GBモデルが59,400円に設定されました。
その後2024年1月、Meta社はQuest 2の値下げを発表し、128GBモデルの価格を39,600円に再設定。この“調整”によって、リリース当時と近い価格で同デバイスを購入できるようになりました。
Quest 3は現在、128GBモデルが74,800円（税込）で販売されています。価格が高くても高性能なデバイスが欲しい人はQuest 3、より安価なヘッドセットが欲しい人はQuest 2を購入するといった状況になっています。
（参考）Road to VR
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