2月5日、VRフットボールゲーム「NFL PRO ERA」を開発するStatusPROは、2,000万ドル(約29億円、2024年2月6日時点)の調達を発表しました。資金は新タイトルの開発や新モード・新機能の追加に用いられます。
今回の資金調達はシリーズAラウンドとして行われ、Google Venturesが主導。ドリーム・スポーツや、著名バスケットボールプレイヤーのレブロン・ジェームズ氏などが出資しています。
人気VRフットボールゲームを開発、プレイヤー数は累計100万人
StatusPROは2022年、元フットボール選手のトロイ・ジョーンズ氏とアンドリュー・ホーキンス氏により創業。NFLのライセンスを取得したVRゲーム「NFL PRO ERA」を提供しています。本タイトルは累計で100万人以上がプレイしており、VR/MRヘッドセット「Meta Quest」向けタイトルの売上トップ10に入るほどの人気を見せています。
ジョーンズ氏は資金調達に際し、「VRであろうと空間コンピューティングであろうと、私たちStatusPROのビジョンは、“一人称視点のスポーツ”を定義し、プロのアスリートの感情、競争、そしてコミュニティ的な感覚を体験できるコンテンツを提供することです」とコメント。「ファンがお気に入りのスポーツと触れ合う方法を刷新し、現在・未来のファンとの新たなエンゲージメントの形を定義するために、新たなテクノロジーを活用する機会を検証します」と語りました。
(参考)StatusPRO