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企業動向 2023.07.10

Snapchatの有料プラン「Snapchat+」、リリース1年で登録者400万人を突破

6月29日、Snapが米国で提供するサブスクリプション「Snapchat+(スナップチャットプラス)」の加入者が400万人を超えました。「Snapchat+」は、スマートフォン向けの写真共有アプリ「Snapchat」の画面や文字のカスタマイズ、ストーリー閲覧データの確認など、最新機能を先行して使えるサービスです。


(出所:Snap。以下、画像の引用元は同じ)

月額3.99ドルで最新機能が楽しめる「Snapchat+」

Snapchat+」はスマートフォン向けアプリ「Snapchat」内の有料サブスクリプションサービスです。「Snapchat」は、ARフィルターを使った写真を撮ったり、フレンドとチャットしたりと、ユニークなコミュニケーションを取れるSNS。2023年2月時点の月間アクティブユーザー数は7億5,000万人に達しており、北米の若年層を中心に広く支持されています。

「Snapchat+」は2022年6月に発表され、「アプリ画面や文字・通知音のカスタマイズ」「ストーリー(ショート動画)の詳細データ取得や加工」「特定ユーザーをベストフレンドとするピン機能」など、正式リリース前の20以上の最新機能を試せます

「Snapchat+」は月額3.99ドルで利用でき、2023年7月現在、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、およびアラブ首長国連邦で登録可能です。

Snapの自信が伺える公式発表、今後のアップデートにも期待

リリースから約1年が経過した2023年6月、「Snapchat」を運営するSnapは「Snapchat+」の登録数が400万人を突破したと発表しました。同じようなSNSのサブスクリプションサービスとしては、「Twitter Blue」等が挙げられます。これは2022年11月に発表された、月額8ドルで「ツイートを編集」「長文ツイート」などの限定機能を利用できるサービスです。

アメリカの開発者兼研究者のTravis Brown氏は、2023年4月末時点での「Twitter Blue」登録者数を合計64〜68万人と推計。母体となるユーザー基盤は異なるものの、Snapが大々的に登録者数を発表していることは、サービスへの自信の表れとも受け取れます。

「Snapchat+」は今後数週間でアップデートが予定されており、今後のAR技術を生かした新機能などにも注目が集まります。

(参考)SnapTechCrunchMashable


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